6 円滑な食品アクセスの確保と合理的な価格の形成に向けた対応
(1)円滑な食品アクセスの確保に向けた対応
ア地域から消費地までの幹線物流の効率化とともに、地域の関係者が連携して食品アクセスの確保に取り組む体制づくりを支援します。また、ラストワンマイル配送に向けた物流体制の構築やフードバンク・こども食堂等の取組を後押しします。
イ食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる、いわゆる「買い物困難者」の問題について、全国の地方公共団体を対象としたアンケート調査や食品アクセスの確保に向けたモデル実証の支援のほか、取組の優良事例や関係省庁の各種施策をワンストップで閲覧可能なポータルサイトを通じた情報発信を行います。
(2)合理的な価格の形成に向けた対応
適正取引を推進するための仕組みづくりに向けて、関係者が協調して議論し、各段階のコストの実態を明らかにすること等により、<1>新たな仕組みを設ける必要性の理解醸成、<2>実態に合ったコスト指標の検討、<3>コスト指標を活用した価格形成方法の具体化等を推進します。
また、価格形成に関する理解が消費者を始めとするより多くの関係者に一層広がるよう、主な品目の生産、流通、小売等の段階別の価格形成の実態についての効果的な情報発信を実施します。
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