第9回日仏農政ワーキンググループ
~第9回日仏農政ワーキンググループ(次官級)を開催~
令和6年11月28日(木曜日)、第9回日仏農政ワーキンググループをフランスで開催しました。我が国からは渡邉農林水産審議官が出席し、両国の主要政策の進展の説明と意見交換を行うとともに、日仏間での協力案件の推進について議論しました。
左:デュクロ企業経済・環境総局長(フランス側代表)
右:渡邉農林水産審議官(日本側代表)
第9回日仏農政ワーキンググループの様子(左:フランス、右:日本)
第9回日仏農政ワーキンググループの概要
今回の日仏農政ワーキンググループには、日本側から渡邉農林水産審議官(日本側代表)、フランス側から農業・食料主権・林業省のフィリップ・デュクロ企業経済・環境総局長(フランス側代表)及びそれぞれの政策担当者が出席しました。今回の会議では、日仏間の農政当局の情報交換のため、国内外の情勢を踏まえた農政の展開状況、森林管理政策、前回ワーキンググループからの進展等を議論しました。
具体的には、日本側からは「食料・農業・農村基本法」の改正を中心とする食料安全保障に係る制度改正の概略を、フランス側からはEGalim法やフランスにおける共通農業政策(CAP)の現状などの直近の農業政策をそれぞれ紹介し、知見と情報の交換を引き続き行っていくことを確認しました。
また持続可能な森林管理政策について両国の現状を紹介し、意見交換を行いました。
このほか、日仏ロードマップの取組の一つである農業高校の交流、研究開発の分野の進展を確認するとともに、協力を一層促進するために日仏双方が取り組んでいくことで一致しました。
次回ワーキンググループについては、日本側での2025年の開催に向けて、フランス側と調整していくことになりました。
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