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農林水産省

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ため池

                                              更新日:平成29年6月2日

ため池の概要

ため池とは

ため池とは、降水量が少なく、流域の大きな河川に恵まれない地域などで、農業用水を確保するために水を貯え取水ができるよう、人工的に造成された池のことです。ため池は全国に約20万箇所存在し、特に西日本に多く分布しています。

ため池の約70%は江戸時代以前に築造され、築造にあたっては、各地域において試行錯誤を繰り返して得られた経験をもとに造られたものと推測されます。

 

                             ため池の分布                                                            ため池の築造年代 

                                                                                                                       

 ため池の分布                          ため池の築造年代



・ため池とは(PDF : 326KB)

・ため池の歴史(PDF : 743KB)

・ため池の種類と構造(PDF : 471KB)

 

 ため池の多面的機能

ため池は、農業用水の確保だけでなく、生物の生息・生育の場所の保全、地域の憩いの場の提供など、多面的な機能を有しています。

また、降雨時には雨水を一時的にためる洪水調整や土砂流出の防止などの役割を持つほか、地域の言い伝えや祭りなどの文化・伝統の発祥となっているものもあります。

      

 ◆ ため池の多面的機能

            文化・伝統                                      多様な生態系                                        水辺空間

文化・伝統          多様な生態系         水辺空間 

 

・ため池の多面的機能(PDF : 1,088KB)


ため池の災害

ため池の被災状況

近年の自然災害によるため池の被害は、平成16年の新潟県中越地震と10回にわたる台風の上陸や平成23年の東日本大震災による被害が顕著となっています。

平成19年から28年のため池の被害は、約70%が豪雨によるもので約30%が地震によるものです。



ため池の被害推移ため池の被災原因

ため池被害推移ため池の被災原因



 ・ため池の被災状況(PDF : 512KB)NEWアイコン



ため池の課題

近年、集中豪雨が頻発する傾向にあり、これに伴い土砂災害も増加傾向にあります。今後30年間に最大震度7クラスの地震が約70%の確率で発生すると言われている南海トラフ地震をはじめ、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震などの発生が懸念されています。

東日本大震災では、ため池決壊により尊い人命が失われるとともに、住宅や農地などでも被害が発生しており、大規模地震に備えた耐震照査と必要な整備の実施が急務となっています。

ため池の多くは、水利組合や集落などの受益者を主体とした組織によって管理されていますが、農家戸数の減少や土地利用の変化から管理及び監視体制の弱体化が懸念されています。
                       

老朽化したため池                                              豪雨により決壊したため池
老朽化したため池豪雨により決壊したため池


・ため池の課題(PDF : 429KB)

 

 ため池の防災・減災

ため池の防災・減災対策は、各種計画に位置付けられており、平成28年8月24日に閣議決定された新たな土地改良長期計画にも目標を設定して対策を推進することとしています。

 
ため池の防災・減災の施策体系                   

ため池の防災・減災対策(PDF : 270KB)NEWアイコン

                            

 ため池一斉点検

近年の豪雨や大規模地震等により多くのため池が被災し、大きな被害が生じていることを踏まえ、都道府県や市町村が主体となって、都道府県や市町村が主体となって、平成25年度から平成27年度の3か年で、全国のため池の一斉点検を実施しました。

点検の結果、詳細な調査の優先度が高い防災重点ため池(※)を中心に、地方公共団体において追加調査を実施し、対策が必要であるかどうかの判断が行われます。対策が必要な場合、ハードとソフトを組み合わせた防災・減災対策を実施することとしています。
(※防災重点ため池:下流に住宅や公共施設等があり、施設が決壊した場合に影響を与えるおそれのある等のため池)

ため池一斉点検の結果につきましては、以下のリンクからご覧いただけます。

    ・【最終】ため池一斉点検の結果について(平成28年3月末時点) 
 

ため池の安全対策

ため池の周囲には都市化や混住化が進んでいるところも多く存在し、事故の危険性が増しています。 このような中、安全管理に対する施設管理者の意識高揚、関係者間の連携などが重要となってきています。

 
    ・ため池の安全対策の必要性(PDF : 211KB)NEWアイコン

    ・ため池の安全管理は大丈夫?(PDF : 1,159KB)

    ・ため池の安全対策事例集

          分割版1(PDF:1,991KB)    分割版2(PDF:899KB)

ため池についての情報発信 

ため池百選

農業者の減少、高齢化の中で管理が難しくなりつつあるため池について、その歴史や多様な役割、保全の必要性を国民の皆様に理解いただく契機とするため、農業用の水源として秀でた特徴を有する全国のため池100地区を「ため池百選」として選定しました。

     ・ため池百選パンフレット

          分割版1(PDF:1,799KB)    分割版2(PDF:1,148KB) 

ため池百選選定地区一覧

 

特色のあるため池の紹介 

全国にあるため池には、農業用に利用されているだけでなく、地域の資源として活用しているものや、農業者以外の団体などと一緒に管理・保全しているものなど、特色のあるため池が多数存在しています。 

     
     ・青森県:藤枝ため池(PDF : 278KB) 

     ・千葉県:小中池(PDF : 641KB)

     ・岐阜県:伊自良ため池(PDF : 472KB)

     ・兵庫県:天満大池(PDF : 230KB)

     ・高知県:弁天池(内原野池)(PDF : 474KB)

     ・佐賀県:開拓ため池(PDF : 661KB)

 

  過去に掲載されたため池については、こちらから閲覧できます。

 

ため池通信    

ため池通信は、ため池のある地域の安全・安心で豊かな暮らしを実現し持続するために、全国各地のため池の防災減災対策や保全管理活動などの情報を関係者や地域の皆さんと共有することを目的としたメールマガジンです。毎月1回配信しています。

配信登録、または、配信先の変更、配信解除等については、農林水産省メールマガジンページより手続きをお願いします。

 

 ◆ 配信記事内容

ため池ニュース :ハザードマップや減災対策に関する情報、整備に係る情報、管理や保全活動・イベントに関する情報、水難事故情報、特色のあるため池の紹介 等

 

ため池に関する事例・マニュアル

     ・ため池ハザードマップ作成の手引き(PDF:2,745KB)

     ・ため池管理マニュアル(平成27年10月)

          分割版1(PDF:1,812KB)   分割版2(PDF:1,626KB)

     ・ため池の保全・管理活動事例集

          分割版1(PDF:1,965KB)    分割版2(PDF:1,212KB)

     ・ため池保全管理体制整備の手引き(PDF:7,008KB)

          分割版1(PDF:1,470KB)   分割版2(PDF:1,291KB)  分割版3(PDF:1,448KB)  分割版4(PDF:1,306KB)  分割版5(PDF:1,485KB)

          分割版6(PDF:1,533KB)   分割版7(PDF:1,511KB)  分割版8(PDF:438KB)

     ・ため池機能診断マニュアル(暫定版)(平成28年10月)

          ため池機能診断マニュアル(暫定版)(PDF : 1,431KB)

          ため池機能診断マニュアル (暫定版)_個表等(EXCEL : 441KB)  

          ため池機能診断マニュアル(暫定版) 別冊(参考写真)(PDF : 1,092KB)

ため池関連リンク集

ため池の防災減災に関する他機関の情報は下記のURLを参考にしてください。

     国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門



   

 

 

お問い合わせ先

農村振興局 整備部 防災課
担当者:防災班
代表:03-3502-8111(内線5661)
ダイヤルイン:03-6744-2210
FAX:03-3592-1987