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農林水産省

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ため池

 

                                              更新日:平成28年11月10日

ため池の概要

ため池とは

ため池とは、降水量が少なく、流域の大きな河川に恵まれない地域などで、農業用水を確保するために水を貯え取水ができるよう、人工的に造成された池のことです。ため池は全国に約20万箇所存在し、特に西日本に多く分布しています。

ため池の約70%は江戸時代以前に築造され、築造にあたっては、各地域において試行錯誤を繰り返して得られた経験をもとに造られたものと推測されます。

 

                             ため池の分布                                                                     ため池の築造年代 

                                                                                                                       

 ため池の分布                          ため池の築造年代

 

     ・ため池とは(PDF:328KB)

     ・ため池の歴史(PDF:342KB)

     ・ため池の種類(PDF:359KB)

 

 

 ため池の多面的機能

ため池の水は、農業用水としてだけでなく、生物の生息・生育の場所の保全、住民の憩いの場の提供など、多面的な機能を有しています。

また、降雨時には雨水を一時的にためる洪水調整や土砂流出の防止などの役割や地域の言い伝えや祭りなどの文化・伝統の発祥となっているものもあります。

      

 ◆ ため池の多面的機能

            文化・伝統                                      多様な生態系                                        水辺空間

文化・伝統          多様な生態系         水辺空間 

 

     ・ため池の多面的機能(PDF:628KB)

 

 

 ため池の災害

近年の自然災害によるため池の被害は、平成16年の新潟県中越沖地震と10回にわたる台風の上陸や平成23年の東日本大震災による被害が顕著となっています。

平成16年~25年度のため池の被害は、約90%が豪雨によるもので約9%が地震によるものとなっています。


                        ため池の災害の推移                                                       ため池の被災原因

    ため池の災害の推移             ため池の被災原因

 

       ・ため池の災害(PDF:405KB)

 

 

 ため池の課題

東日本大震災では、ため池の決壊により尊い人命が失われるとともに、人家や農地が被災しました。近年多発している大規模地震や南海トラフの巨大地震の検討からも、大規模地震に備えた耐震照査と必要な整備が急務となっています。

近年の気候変動は、日降水量や時間降水量も増加傾向を表し、被災リスクが増加しており、堤体からの漏水量が多いものや洪水吐、取水設備において必要な施設規模となっていないため池の改修をこれまで以上に加速して進める必要があります。

多くのため池の管理は、水利組合や集落などの受益者を主体とした組織によって管理されてきましたが、農家戸数の減少や土地利用の変化から管理及び監視体制の脆弱化が懸念されています。

 

                    老朽化したため池                                              豪雨により決壊したため池

      老朽化したため池                       豪雨により決壊したため池

        

      ・ため池の課題(PDF:472KB) 

 

 

ため池の防災減災

全国に多数のため池が存在するため、各地方自治体が優先順位を決定し、耐震照査などを行うための「豪雨及び地震に対する一斉点検」を平成25年度から実施しています。

ため池の下流域における被害の大きい「警戒ため池」を優先的に耐震照査と対策を進めるとともに、ハザードマップ等の減災対策を推進しています。

豪雨等の災害から未然に防止するため、老朽化により堤体からの多量の漏水が見られるものや洪水を安全に流下することのできないため池の改修をより一層推進しています。

 

ため池の防災・減災の施策体系

     ・ため池の防災減災(PDF:596KB)

     ・ため池の保全管理活動(PDF:452KB)

 

ため池の安全対策

ため池周辺では、都市化や混住化が進んでいるところも多く存在し、ため池における事故の危険性が増しています。 このような中、施設管理者における安全管理に対する意識の高揚、関係者間の連携などが重要となってきています。

 
    ・ため池の安全対策(PDF : 219KB)

    ・ため池の安全管理は大丈夫?(PDF : 1,159KB)

    ・ため池の安全対策事例集

          分割版1(PDF:1,991KB)    分割版2(PDF:899KB)

 

ため池百選

農業者の減少、高齢化の中で管理が難しくなりつつあるため池について、その歴史や多様な役割、保全の必要性を国民の皆様に理解いただく契機とするため、農業用の水源として秀でた特徴を有する全国のため池100地区を「ため池百選」として選定しました。

     ・ため池百選パンフレット

          分割版1(PDF:1,799KB)    分割版2(PDF:1,148KB) 

 

特色のあるため池の紹介 

全国にあるため池は、農業用に利用しているものの他、地域の資源として活用されているものや農業者以外の団体などと一緒に管理・保全されているものなど、特色のあるため池が多数存在しています。

このようなため池について、多くの方々に多面的な機能などを理解して頂くとともに、ため池の管理者の方々が取組を行う上で参考となることを期待します。

 

     ・埼玉県:八丁湖(PDF : 257KB)

     ・新潟県:坊ヶ池(PDF : 327KB)

     ・京都府:小滝池(PDF : 593KB)

     ・愛媛県:赤蔵ヶ池(PDF : 338KB)

     ・福岡県:清導寺上ため池(西牟田ため池群)(PDF : 249KB)

     ・沖縄県:辺土名ため池(PDF : 224KB)

 

  過去に掲載されたため池については、こちらから閲覧できます。

 

ため池通信    

ため池通信は、ため池のある地域の安全・安心で豊かな暮らしを実現し持続するために、全国各地のため池の防災減災対策や保全管理活動などの情報を関係者や地域住民の皆さんと共有することを目的としたメールマガジンです。毎月1回配信しております。

配信をご希望の方、または、配信先の変更、配信解除等については、農林水産省メールマガジンにより手続きをお願いします。

 

 ◆ 配信記事内容

ため池ニュース / ため池のハザードマップや減災対策に関する情報 / ため池改修に関する新技術等の情報 / 管理や保全活動、イベントに関する情報 / 災害関連情報/ 水難事故情報/ 特色のあるため池の紹介 等

 

ため池に関する事例・マニュアル

     ・ため池ハザードマップ作成の手引き(PDF:2,745KB)

     ・ため池管理マニュアル(平成27年10月)

          分割版1(PDF:1,812KB)   分割版2(PDF:1,626KB)

     ・ため池の保全・管理活動事例集

          分割版1(PDF:1,965KB)    分割版2(PDF:1,212KB)

     ・ため池保全管理体制整備の手引き(PDF:7,008KB)

          分割版1(PDF:1,470KB)   分割版2(PDF:1,291KB)  分割版3(PDF:1,448KB)  分割版4(PDF:1,306KB)  分割版5(PDF:1,485KB)

          分割版6(PDF:1,533KB)   分割版7(PDF:1,511KB)  分割版8(PDF:438KB)

     ・ため池機能診断マニュアル(暫定版)(平成28年10月)

          ため池機能診断マニュアル_暫定版(PDF : 1,431KB)

          ため池機能診断マニュアル(暫定版)_別冊(参考写真)(PDF : 1,092KB)

ため池関連リンク集

ため池の防災減災に関する他機関の情報は下記のURLを参考にしてください。

     国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門



お問い合わせ先

農村振興局整備部防災課
担当者:防災班
代表:03-3502-8111(内線5661)
ダイヤルイン:03-6744-2210
FAX:03-3592-1987