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農林水産省

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日本有数の巨大水田区画「印旛沼の水田」

印旛沼写真1

地域の概要

印旛沼では昭和22年に国営干拓事業が開始され、昭和43年までに主要なかんがい施設が完成、印旛沼の周囲に約1,000haの干拓地を含めて6,307haの水田が整備されました。その後、水田農業は機械化が進み圃場も大区画され、臼井第一工区では昭和63年に現在の水田区画が完成しました。この圃場は1区画が7.5haで、排水路は暗渠化し道路も水田との高低差を少なくしてトラクターの作業性を向上させると同時に水田面積を最大限に確保しました。

地域の保全のための取り組み

圃場整備(全体25.1ha)による大区画化には、関係する農家120戸ほどが新たに設立した農事組合法人に農作業を委託する方式がとられています。農作業は大型機械を使用し、飼料用稲の収穫時には稲わらが直径2mほどに巻かれたロールがいくつもならび北海道の牧場のようなスケールの大きな農業を目の当りにできます。付近には京成本線が沼と併行して走り、車窓からは水田と沼を一望でき、のどかな水田風景を満喫できます。隣接して佐倉ふるさと広場があり、オランダから材料を入手し、実際にポンプが作動する風車が整備され、春のチューリップフェスタにはオランダの情緒を満喫でき、夏には沼に映える花火に暑い夜の清涼感を求めて県内外から多くの見物人が訪れています。

交通アクセス

(ア)京成本線京成臼井駅下車。車5分

(イ)東関東自動車道「佐倉I.C.」から県道65号佐倉印西線―R296経由約15分

関連ホームページ

 

お問合せ先

農村振興局整備部設計課

代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3559-6338
FAX:03-5511-8251