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アグリコマース株式会社が販売した土壌活性剤「ニームオイル」への対応について

経緯

平成20年1月、カラーピーマンから農薬成分であるピペロニルブトキシド(注1)が検出されたことについて新聞報道がなされました。その後の調査で、カラーピーマンの産地において、アグリコマース株式会社(佐賀県神埼市)が販売した土壌活性剤「ニームオイル」が使用されていたことが判明しました。

当該資材の分析

当該情報をもとに、農林水産省で当該資材を入手し分析したところ、ピペロニルブトキシドは検出されたものの、その濃度は農薬としての薬効を示す濃度と比較して著しく低かったことが確認されました。併せて、ピペロニルブトキシド以外の農薬成分は不検出(検出限界<0.1%)であったことが確認されました。

農林水産省としての対応

当該資材については、分析の結果からは無登録農薬と判断されませんが、本来混入することのないピペロニルブトキシドが検出された事実があることから、ピペロニルブトキシドの混入原因や混入目的を確認するため、本年2月19日、同社に対し調査を実施しました。
調査結果は以下のとおりです。

  • 当該資材は、中国の有限公司の工場(以下、「工場」という。)で製造され輸入したものを同社において小分製造をしていた。
  • 昨年1月の新聞報道後、同社が中国側へ照会したところ、中国の工場においてピペロニルブトキシドを混合している旨及びピペロニルブトキシド以外の農薬成分は混合していない旨の回答があった。
  • 同社は輸入時の品質検査等を実施していなかったため、当該事実を把握しておらず、新聞報道により当該事実を知り、販売先に対し当該資材の回収を呼びかけた。なお、回収したものは全て処分済みである。

以上の調査結果を踏まえ、輸入製品等の品質管理等により再発防止を徹底するよう、本日付けで同社に対し課長通知(PDF:56KB)を発出しました。

その他

なお、本年1月、当該資材とされた資材について分析を行った結果、殺虫成分であるアバメクチン(注2)が検出された旨の新聞報道がなされましたが、アバメクチンについても不検出(検出限界<0.02%)でした。

(注1)単体で植物調整剤として用いられる一方で、ピレトリン(殺虫成分)の殺虫効果を高める増強剤としても用いられる。
(注2)Streptomyces avermitilisという菌の発酵により産生される、殺虫・殺ダニ活性を有する抗生物質。

 

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課農薬対策室
担当者:仲田、坂口
ダイヤルイン:03-3501-3965

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