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農林水産省

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3  調査結果の詳細 (3.  共食や孤食の状況)

(1)一緒に食事をする人

  ふだん誰と食事をすることが多いか,平日(仕事や学校のある日),休日(仕事や学校のない日)のそれぞれについて,朝食・昼食・夕食別に,あてはまるものを聞いた。

  平日(仕事や学校のある日)については,「家族」と答えた人の割合が最も高いのは『夕食』(78.0%)で,続いて『朝食』(58.2%),『昼食』(27.2%)の順となっており,「ひとりで食べる」と答えた人の割合が最も高いのは『昼食』(36.8%)で,続いて『朝食』(33.9%),『夕食』(18.9%)の順となっている。また,「職場の人」と答えた人の割合は,『昼食』(32.0%)で高くなっている。
  休日(仕事や学校のない日)については,「家族」と答えた人の割合が最も高いのは『夕食』(82.9%)で,続いて『昼食』(70.9%),『朝食』(68.9%)の順となっており,「ひとりで食べる」と答えた人の割合が最も高いのは『昼食』(24.2%)で,続いて『朝食』(23.5%),『夕食』(14.1%)の順となっている。(図3 - 1

  『(ア)平日・朝食』では,『誰かと一緒に食べる』と答えた人の割合が58.7%(「家族」58.2%+「友人」0.1%+「職場の人」0.3%),「ひとりで食べる」と答えた人の割合が33.9%,「食べない」と答えた人の割合が7.2%となっている。
  世代間別に見ると,若い世代(20~39歳)では『誰かと一緒に食べる』と答えた人が半数以下となっている。
  性・年齢別に見ると,男性,女性とも20歳代で「ひとりで食べる」と答えた人が約5割となっている。(表3-1-1

  『(イ)平日・昼食』では,『誰かと一緒に食べる』と答えた人の割合が 61.8%(「家族」27.2%+「友人」2.3%+「職場の人」32.0%+「地域の人」0.3%),「ひとりで食べる」と答えた人の割合が 36.8%,「食べない」と答えた人の割合が 1.2%となっている。
  性・年齢別に見ると,「家族」と答えた人の割合は男性,女性ともに70歳以上で高く,「職場の人」と答えた人の割合は男性,女性とも20歳代から50歳代で高くなっている。(表3-1-2

  『(ウ)平日・夕食』では,『誰かと一緒に食べる』と答えた人の割合が 80.5%(「家族」78.0%+「友人」1.3%+「職場の人」1.2%),「ひとりで食べる」と答えた人の割合が 18.9%,「食べない」と答えた人の割合が 0.5%となっている。
  性別に見ると,「家族」と答えた人の割合は女性で高くなっている。
  性・年齢別に見ると,ほとんどの性・年齢で『誰かと一緒に食べる』と答えた人の割合は約8割から9割台であるが,男性の30歳代と40歳代では6割台となっている。(表3-1-1

  『(ア)休日・朝食』では,『誰かと一緒に食べる』と答えた人の割合が69.3%(「家族」68.9%+「友人」0.2%+「職場の人」0.1%),「ひとりで食べる」と答えた人の割合が23.5%,「食べない」と答えた人の割合が6.9%となっている。
  世代間別に見ると,「食べない」と答えた者の割合は若い世代(20~39歳)で高くなっている。
  性・世代間別に見ると,「ひとりで食べる」と答えた人の割合は若い世代(20~39歳)の男性で高くなっている。(表3-1-4

  『(イ)休日・昼食』では,『誰かと一緒に食べる』と答えた人の割合が74.4%(「家族」70.9%+「友人」2.7%+「職場の人」0.6%+「地域の人」0.1%),「ひとりで食べる」と答えた人の割合が24.2%,「食べない」と答えた人の割合が1.1%となっている。
  性・世代間別に見ると,「友人」と答えた人の割合は若い世代(20~39歳)の男女で高く,「ひとりで食べる」と答えた人の割合は若い世代(20~39歳)の男性で高くなっている。(表3-1-5

  『(ウ)休日・夕食』では,『誰かと一緒に食べる』と答えた人の割合が85.3%(「家族」82.9%+「友人」2.2%+「職場の人」0.2%),「ひとりで食べる」と答えた人の割合が 14.1%,「食べない」と答えた人の割合が 0.3%となっている。
  性・年齢別に見ると,「家族」と答えた人の割合は女性の30歳代から50歳代で高く,「友人」と答えた人の割合は20歳代の男女で高く,「ひとりで食べる」と答えた人の割合は女性の70歳以上で高くなっている。(表3-1-6

  ふだん誰と食事をすることが多いか,今回調査と平成23年12月調査とで比較した。
  今回調査では平日・休日のすべての食事で『誰かと一緒に食べる』人の割合が平成23年12月調査と比べて低く,「ひとりで食べる」人の割合が高くなっている。(図3-1-1

(2)家族と一緒に食べる頻度

  家族と同居している人に,家族と一緒に朝食と夕食を食べる頻度について聞いた。
  『朝食』を家族と一緒に食べる頻度について,「ほとんど毎日」と回答した人の割合が60.2%,「週に4~5日」と回答した人の割合が4.3%,「週に2~3日」と回答した人の割合が8.4%,「週に1日程度」と回答した人の割合が6.5%,「ほとんどない」と回答した人の割合が20.2%となっている。
  『夕食』を家族と一緒に食べる頻度について,「ほとんど毎日」と回答した人の割合が73.8%,「週に4~5日」と回答した人の割合が10.4%,「週に2~3日」と回答した人の割合が8.1%,「週に1日程度」と回答した人の割合が3.0%,「ほとんどない」と回答した人の割合が4.3%となっている。(図3 - 2

  家族と一緒に朝食を食べることについて,性別に見ると,大きな差異は見られない。
  性・年齢別に見ると,男性の20歳代と30歳代,女性の20歳代で3割以上が家族と一緒に朝食を食べることが「ほとんどない」と回答している。(図3-2-1

  家族と一緒に夕食を食べることについて,性別に見ると,「ほとんど毎日」と回答した人の割合は女性で高い。
  性・年齢別に見ると,女性の70歳以上で「ほとんどない」と答えた人の割合が高くなっている。(図3-2-2

(3)家族と一緒に食べることの良い点

  朝食または夕食について,「ほとんど毎日」または「週に4~5日」と回答した人に,食事を一人で食べるより家族と一緒に食べることの良い点を聞いたところ,「家族とのコミュニケーションを図ることができる」を挙げた人の割合が79.4%と最も高く,以下,「楽しく食べることができる」(62.3%),「規則正しい時間に食べることができる」(38.2%),「栄養バランスの良い食事を食べることができる」(36.6%)の順となっている。(3つまでの複数回答,上位4項目)(図3 - 3

  家族と一緒に食べることの良い点について,世代間別に見ると,「家族とのコミュニケーションを図ることができる」を挙げた人の割合は若い世代(20~39歳)で高い。(表3 - 3

(4)家族との共食に関する認識

  家族と同居している人に,家族との食事について7つの内容を挙げ,それぞれについてどの程度あてはまるかを聞いた。『そう思う』(「とてもそう思う」+「そう思う」)と回答した者の割合が最も高いのは『(エ)家族と一緒に食事をすることは重要である』(89.7%)で,続いて『(オ)家族と一緒に食事をする回数を増やしたいと思う』(63.0%),『(ウ)私は,家族と食事をするために自分のスケジュールを調整することができる』(56.4%),『(イ)私は,家族と食事をするために自分のスケジュールを調整しようと思う』(41.3%),『(ア)家族が一緒に食事をする時間を作るのが難しい』(26.8%)の順となっている。『そう思わない』(「あまりそう思わない」+「全くそう思わない」)と回答した人の割合が最も高いのは『(ア)家族が一緒に食事をする時間を作るのが難しい』で,62.3%となっている。(図3 - 4

  『(ア)家族が一緒に食事をする時間を作るのが難しい』について,性別に見ると,男性と女性で大きな差異は見られない。
  性・世代間別に見ると,『そう思う』と答えた人の割合は若い世代(20~39歳)の男性で高くなっている。(図3-4-1

  『(イ)私は,家族と食事をするために自分のスケジュールを調整しようと思う』について,性別に見ると,『そう思う』と回答した人の割合は女性で高い。
  性・年齢別に見ると,『そう思う』と回答した人の割合は女性の40歳代で高い。『そう思わない』と回答した人の割合は男性の70歳以上,女性の70歳以上でそれぞれ高い。(図3-4-2

  『(ウ)私は,家族と食事をするために自分のスケジュールを調整することができる』について,性別に見ると,『そう思う』と回答した人の割合は女性で高い。
  性・年齢別に見ると,『そう思う』と回答した人の割合は年齢が高いほど高くなる傾向にある。『そう思わない』と回答した人の割合は男性の40歳代と50歳代,女性の20歳代と70歳以上で高い。(図3-4-3

  『(エ)家族と一緒に食事をすることは重要である』について,『そう思う』と回答した人の割合は男性・女性ともに,すべての年代で8割台から9割台となっている。(図3-4-4

  『(オ)家族と一緒に食事をする回数を増やしたいと思う』について,性別に見ると,『そう思う』と回答した人の割合は男性で高い。
  世代間別に見ると,若い世代(20~39歳)で『そう思う』と回答した人の割合が約7割と高い。性・年齢別に見ると,『そう思わない』と回答した人の割合は女性の70歳以上で高い。(図3-4-5

  家族との共食に関する認識について,今回調査と平成23年12月調査とで比較した。いずれの項目でも『そう思う』と回答した人の割合は平成23年12月調査と今回調査とで大きな差は見られない。
  『(エ)家族と一緒に食事をすることは重要である』について『そう思う』と回答した人は平成23年12月調査と今回調査とでほぼ同じ割合であるが,その中で「とてもそう思う」と回答した人の割合は平成23年12月調査では63.5%,今回調査では51.3%と,12.2ポイント差で今回調査が低くなっている。(図3-4-6

(5)家族との共食が困難な理由

  『家族が一緒に食事をする時間を作るのが難しい』について,「とてもそう思う」「そう思う」「どちらともいえない」と答えた人に,家族と一緒に食事をする時間を作るのが難しい理由を聞いた。「自分又は家族の仕事が忙しいから」と回答した人の割合が83.8%で最も多く,続いて「自分又は家族の学校が忙しいから」(3.5%),「自分又は家族が塾や習いごとで忙しいから」(2.8%),「それぞれの趣味やつきあいで忙しいから」(2.8%)となっている。(図3 - 5

  家族との共食が困難な理由について,世代間別に見ると,若い世代(20~39歳)で「自分又は家族の仕事が忙しいから」と回答した人の割合が9割を超えている。
  性・年齢別に見ると,「自分又は家族の学校が忙しいから」,「自分又は家族が塾や習いごとで忙しいから」と回答した人の割合は女性の40歳代で高い。(図3-5-1

(6)地域等での共食に対する意識

  地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等の機会があれば,参加したいと思うか聞いたところ,『そう思う』と回答した人の割合が47.2%(「とてもそう思う」14.9%+「そう思う」32.3%),「どちらともいえない」と回答した人の割合が20.2%,『そう思わない』と回答した人の割合が32.0%(「あまりそう思わない」21.2%+「全くそう思わない」10.8%)となっている。(図3 - 6

  地域等での共食に参加したいかについて,性別に見ると,『そう思う』と回答した人の割合は女性で高い。性・年齢別に見ると,男性の70歳以上では半数近くが『そう思わない』と回答している。(図3-6-1

(7)地域等での共食経験

  地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等の機会があれば,参加したいと思うかについて,「とてもそう思う」,「そう思う」と回答した人に,過去1年間の参加経験を聞いたところ,「参加した」と回答した人の割合が72.6%,「参加していない」と回答した人の割合が27.0%となっている。(図3 - 7

  地域等での共食経験について,性別に見ると,大きな差異は見られない。
  世代間別に見ると,大きな差異は見られない。(図3-7-1

(8)地域等での共食に参加して良かったこと

  過去1年間に,地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等へ「参加した」と回答した人に,参加した際の感想を聞いたところ,「コミュニケーションを図ることができた」を挙げた人の割合 が86.1%,次いで「楽しく食べることができた」が75.3%と高くなっている。以下,「地域の状況を知ることができた」(36.9%),「食の知識や興味を増やすことができた」(16.7%)の順となっている。(複数回答,上位4項目)(図3 - 8

  地域等での共食経験について,性別に見ると,「楽しく食べることができた」,「栄養バランスの良い食事を食べることができた」,「食の知識や興味を増やすことができた」を挙げた人の割合は女性で高くなっている。(表3 - 8

(9)地域等での共食に参加する条件

  過去1年間に,地域や所属コミュニティー(職場等を含む)での食事会等へ「参加していない」と回答した人に,参加する条件を聞いたところ,「食事会等が参加しやすい場所で開催されること」を挙げた人の割合が47.8%,「友人や知人からの呼びかけ,誘いがあること」を挙げた人の割合が46.1%,「食事会等が参加しやすい時間に開催されること」,「時間的なゆとりがあること」を挙げた人の割合がともに42.1%,「地域や所属コミュニティーからの呼びかけ,誘いがあること」を挙げた人の割合が34.6%,「安価で参加できること」を挙げた人の割合が22.4%の順となっている。(複数回答,上位6項目)(図3 - 9

  地域等での共食経験について,性別に見ると,「友人や知人からの呼びかけ,誘いがあること」を挙げた人の割合は女性で高く,「地域や所属コミュニティーからの呼びかけ,誘いがあること」を挙げた人の割合は男性で高い。(表3 - 9

(10)一人で食べる頻度

  1日の全ての食事を一人で食べることがあるか聞いたところ,「ほとんどない」と回答した人の割合が73.0%,「週に1日程度ある」と回答した人の割合が5.5%,「週に2~3日ある」と回答した人の割合が6.0%,「週に4~5日ある」と回答した人の割合が4.3%,「ほとんど毎日」と回答した人の割合が11.0%となっている。(図3 - 10

  一人で食べる頻度について,性別に見ると,男女とも,一人で食べることが「ほとんどない」と回答した人の割合は7割台となっている。性・世代間別に見ると,男性の若い世代(20~39歳)では「ほとんどない」と回答した人が5割台と低くなっている。
  性・年齢別に見ると,女性の70歳以上では約4人に1人が「ほとんど毎日」一人で食べていると回答している。(図3-10-1

(11)一人で食べることについての意識

  一日の全ての食事を一人で食べることが「週に1日程度ある」,「週に2~3日ある」,「週に4~5日ある」,「ほとんど毎日」と回答した人に,一日の全ての食事を一人で食べることについてどう思うか聞いたところ,「一人で食べたくないが,食事の時間や場所が合わないため,仕方ない」を挙げた人の割合が35.5%と最も高く,以下,「一人で食べたくないが,一緒に食べる人がいないため,仕方がない」(31.1%),「一人で食べることが都合がいいため,気にならない」(27.3%),「自分の時間を大切にしたいため,気にならない」(15.4%)の順となっている。(複数回答,上位4項目)(図3 - 11

  一人で食べることについての意識について,性・年齢別に見ると,「一人で食べたくないが、食事の時間や場所が合わないため、仕方ない」を挙げた人の割合は男性の40歳代で高く,「一人で食べたくないが、一緒に食べる人がいないため、仕方ない」を挙げた人の割合は女性の60歳代,70歳以上で高くなっている。(表3 - 11

 

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