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農林水産省

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震災復興に関する展示を開催しました(令和5年度)

消費者の部屋にて開催した展示の様子をお知らせします


令和6年3月11日(月曜日)~3月15日(金曜日)に、農林水産省「消費者の部屋」にて、「東北3県の現在(いま)と、私たちが創る未来~東日本大震災から13年を経て~」をテーマに展示を開催しました。
東北3県の復興の現状及び活力にあふれる農林水産業の取組や魅力ある名産品などについて紹介しました。
5日間で2,000名を超える方々にご来場いただき、盛況となった展示の模様の一部をご紹介します。


会場の様子



講演会の様子

コロナ禍による制限も緩和され、令和元年度以来、久々にミニ講演会を開催しました。
今回は、さかなクン、齊藤 登さん(福島県の生産者による団体の代表)、福島県立岩瀬農業高等学校の生徒の皆さんに、御講演いただきました。

さかなクン講演会

さかなクンからは、東北3県のお魚や漁場などをテーマにお話いただきました。楽しいお話に、子供たちは元気いっぱいに反応していました。


齊藤さんによる講演

齊藤さんからは、今もなお残る風評について御自身が体験されたエピソードと、それを乗り越えるために、コロナ禍でも休むことなく続けた東京でのマルシェ出店や企業のオフィスでの出前授業など、顔の見える関係の構築に向けて行った取組をお話しいただきました。


岩瀬農業高校の講演

震災復興展示では、毎年、若い方の取組として、福島県の農業高校を1校取り上げており、今回は、福島県立岩瀬農業高校に御協力いただきました。
高校生からは、過去に海外の学校と交流した際に「デンジャラスフード」という印象を持たれていたことをきっかけに、海外に安全性をPRするため、グローバルギャップの取得に注力したことなどをお話しいただきました。

齊藤さん、岩瀬農業高校ともに、参加者からは「前向きな取組や諦めない姿勢に感動した」というコメントを多数いただきました。



東北3県の展示の様子

岩手県、宮城県、福島県の東北3県の震災復興に係る取組や、現地の魅力的な農畜水産物などを紹介するパネルや食品サンプルの展示を行いました。

東北3県の展示


岩瀬農業高校の展示

岩瀬農業高校の、生徒たちによる手作りの加工品のジャムや米粉を使用した麺、甘酒や、サイネリアのお花などを展示しました。


岩瀬農業高校の展示


大臣、政務官の来場の様子

大臣、政務官の来場の様子


販売の様子

農林水産省の玄関や地下売店では、3県の名産品の販売も行われ、大盛況でした。
各県の展示には、今回、販売の無かった商品もあり、それらを目当てに「今度アンテナショップに行ってみる」という声も多数いただきました。

販売の様子


動画の放映

このほか、東北3県の、前向きな強い思いで復興に向けて取り組む皆様の姿を収めた動画の放映等も行いました。動画では、職員が、現地の生産者の皆さんや、産地の食材を使った飲食店を実際に訪ねてインタビューを行いました。
今回は、岩手県の短角牛、宮城県の牡蠣、福島県の桃をテーマに作成いたしました。
こちらに掲載していますので、ご覧ください。
岩手県、宮城県、福島県からの復興便り:農林水産省 (maff.go.jp)

最後になりますが、今回の展示には、現地の生産者の皆様や、東北3県の行政担当者の皆様をはじめとする、大変多くの方々からの御協力をいただきました。
御協力をいただいた皆様、震災復興を応援いただいている方やご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。


お問合せ先

消費・安全局食品安全政策課

担当者:情報発信企画・評価班
代表:03-3502-8111(内線4474)
ダイヤルイン:03-3502-5719