このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

田んぼの水管理について教えてください。

こたえ


水は、川やため池から引いた水路を通して水田に入れ、イネの生育に応じて、田んぼにためる水の量を変えます。 

最初は、2~4センチメートルの深さの水をためて、イネの茎の本数を増やし、穂が多くなるようにします。
1か月程度したら、水を落として田んぼをしばらく乾かし、イネの根が丈夫になるようにします。 

そして、穂が出始めて、イネの花を咲かせる時期に水が最も必要になるため、田んぼに多くの水(6~10センチメートル)ためます。
花を咲かせた後、お米ができ始めたら水の量を少なくし、収穫する前には水を完全に落として、収穫作業がしやすいようにします。 

穂が出始める10~15日前は、イネの花粉が作られる上で大切な時期で、この時期に気温が低いとお米ができにくくなるため、田んぼに水を通常よりも多くためて水の保温効果でイネを低温から守ります。

参考資料

米穀安定供給確保支援機構ホームページ「お米Q&A」(外部リンク)
https://www.komenet.jp/faq/sc43.html

農研機構ホームページ「お米のよくある質問集」(外部リンク)
https://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/tarc/rice_faq/growing/025119.html



令和5年更新

消費者の部屋

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
こども相談電話 03-5512-1115