小麦粉はどのようにしてつくられますか。
こたえ
昔の製粉(せいふん)方法は、小麦を挽(ひ)いて、ふるいにかけるだけでしたが、
現在は搬入(はんにゅう)から包装(ほうそう)まで自動化され、
小麦の粉砕(ふんさい)などの工程を繰り返す「段階式製粉方法」でつくられています。
製粉の工程は以下のとおりです。
1.健全(けんぜん)ではない小麦や異物を取り除きます。
2.水を加え、小麦の外皮をはがれやすく、胚乳(はいにゅう)をやわらかくします。
3.小麦をブレンドし、溝(みぞ)つきのロールで小麦を砕(くだ)きます。
4.砕いた小麦を何枚ものふるいでふるい分けします。
5.あらく砕かれた胚乳と外皮の破片(はへん)を風で分けます。
6.溝のないロールで胚乳を細かく砕きます。
7.ふるい分けして、小麦粉をとります。
8.ふるい分けで残ったものは、5から7を繰り返して、小麦粉にします。
参考資料
「小麦粉の魅力」一般財団法人製粉振興会
一般財団法人製粉振興会ホームページ「製粉工程と生産・流通」(外部リンク)
https://www.seifun.or.jp/pages/88/
令和5年更新
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