サケは、春夏秋冬それぞれどこにいますか。
こたえ
サケは川で生まれ、海で成長し、再び生まれた川に戻り、卵を産みます。
3月から5月に放流されたサケの稚魚(ちぎょ)は、初夏までに北海道を離れ、
オホーツク海の南部へ移動し8月から11月はそこで過ごします。
12月から5月は北太平洋西部に移動して冬の間過ごし、
6月までにベーリング海へ移動します。
そして11月ごろ南下してアラスカ湾へ移動し、12月から5月はアラスカ湾で過ごします。
6月にはベーリング海に戻り、11月には再びアラスカ湾に南下します。
この南北移動を繰り返して、成魚(おとな)になります。
ただ、放流したサケの稚魚のうち、成魚になって戻ってくるのは、わずか3~5%です。
参考資料
「秋サケブック」公益社団法人北海道さけ・ます増殖事業協会パンフレット
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
こども相談電話 03-5512-1115