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農林水産省

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漁獲量(ぎょかくりょう)が減少(げんしょう)している理由をおしえてください。

こたえ


日本の漁業・養殖業(ようしょくぎょう)の生産量は、昭和59(1984)年をピーク(1282万トン)に、昭和63(1988)年ごろから平成7(1995)年ごろにかけて急速に減少(げんしょう)し、その後はおだやかな減少傾向(けいこう)が続いています。平成7年にかけて急速に減少した理由は、
1、各国の排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき:EEZ)の設定(せってい)により、海外の漁場からの撤退(てったい)、
2、マイワシの漁獲量の減少、
3、漁場環境(かんきょう)が悪くなったこと、
等によるものです。
マイワシの漁獲量の減少は、海水温度の上昇(じょうしょう)による海洋環境の変動の影響(えいきょう)を受けて、資源量(しげんりょう)が減少したことが、主な要因(よういん)と考えられています。

近年、さけ、さんま、するめいかの不漁が続いています。
不漁の原因については、海水温や海流などの海洋環境の変化、外国漁船による漁獲の影響を含む様々な要因(よういん)が考えられます。

参考

水産庁ホームページ「水産白書(平成30年、令和2年)」
https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/index.html

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