お酒をつくるためのお米にはどんな特徴(とくちょう)がありますか。
こたえ
日本酒(にほんしゅ)を作る原料になる米を酒米(さかまい)といいます。
酒米は、日本酒をつくるにはご飯で食べているお米より多く米の表面を削(けず)る必要
があるため、一般的(いっぱんてき)なお米と比べて、大粒でお米の粒のおなかの部分が
ふっくらしたものが多いです。
また、お米の心白(しんぱく:芯(しん)の白い部分)が大きいため、
はぜ込み(お米の粒の中心部に麹(こうじ)の菌糸(きんし)が増えていく程度)が
良く、米を溶かす力の強い麹をつくるのに適しています。
タンパク質の含有量(がんゆうりょう)が少ないことも特徴の1つです。
酒米として特に有名なのは、
山田錦(やまだにしき)、五百万石(ごひゃくまんごく)です。
参考資料
「お米なぜなぜ質問箱」食生活消費情報研究会
農林水産省ホームページ「日本一の酒米「山田錦」を守り続ける」
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1812/pdf/1812_04.pdf(PDF:1,584KB)
農林水産省ホームページ「日本酒をめぐる状況」
https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/kikaku/sake.html
令和5年更新
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