野菜をぬか漬けにするとどんないいことがありますか。
こたえ
ぬかに塩と水を混ぜて乳酸発酵(にゅうさんはっこう)させたぬか床(ぬかどこ)に
野菜を漬ける「ぬか漬け」は、昔ながらの漬物です。
ぬか床の乳酸菌には、腸内環境(ちょうないかんきょう)を良くする働きがあります。
その結果、便秘解消や美肌効果があり、肥満や糖尿病(とうにょうびょう)のリスクを
減らします。
また、免疫力(めんえきりょく)を高め、風邪の予防に役立つことが知られています。
ぬかに多く含まれる栄養分が野菜にうつるため、生で食べるよりも栄養がアップします。
ビタミンB1は、野菜によっては10倍以上に増えます。
ぬか床の乳酸菌や酵素(こうそ)の働きによって、アミノ酸やペプチドが生まれ、
野菜のうまみが増します。
参考資料
「図解知識ゼロからのコメ入門」家の光協会
令和5年更新
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
こども相談電話 03-5512-1115