遠洋(えんよう)漁業について教えてください。
こたえ
遠洋漁業とは、
太平洋や大西洋、インド洋など、世界の海で長い日数をかけておこなわれる漁です。
まき網(あみ)漁、マグロのはえ縄漁、カツオの一本釣漁などが代表的です。
日本の漁業は、第2次世界大戦後、沿岸(えんがん)から沖合(おきあい)へ、
沖合から遠洋へと漁場を拡大することで発展しました。
しかし、1975年頃には、沿岸から200海里(かいり)(約370km)の水域で
外国の漁船は勝手に入って漁をしてはいけないというルール設定を世界各国が
次々とおこない、遠洋漁業がむずかしくなっていきました。
その結果、遠洋漁業の生産量は、昔は全体の4割を占めていましたが、
平成以降は1割ほどになりました。
参考資料
水産庁ホームページ「数字で理解する水産業」
https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/R1/01hakusyo_info/index.html
令和5年更新
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