イネの害虫や病気をどうやって防ぎますか。
こたえ
イネの害虫には、イネの栄養を吸いとるウンカ類、茎の中に入り込んでイネを変色させる
ニカメイチュウなどがいます。
夏の間は害虫からイネを守るために、何回かに分けて農薬をまきます。
ただ、農薬を使いすぎると農薬をまく農家や、農作物を食べる人に害を与えてしまうため
使う量や濃度が細かく決められています。
イネの病気には、イモチ病、モンガレ病などがあります。
イモチ病は気温が低くて湿度(しつど)が高い夏に起こりやすく、発生するとイネの葉や
穂に斑点(はんてん)ができ、田んぼのイネを全滅させてしまうこともあります。
農家は、イネの葉の色を観察したり、葉の枚数や長さを調べたり、
いつもイネのことを気にかけています。
参考資料
「お米なんでも大百科2 お米ができるまで・届くまで」ポプラ社
令和5年更新
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
こども相談電話 03-5512-1115