古代米について教えてください。
こたえ
古代米とは、昔のイネがもっていたのではないかと考えられる特徴(とくちょう)がある
イネの品種です。
日本では、赤米や黒米などが古代米とよばれています。
赤米は、ネパールでは薬用として、
黒米は、中国では病人や産婦(さんぷ)の栄養食品として食べられています。
赤米に含まれるタンニンも、黒米に含まれるアントシアニンもポリフェノールの一種で、
健康をたもつ働きがあるそうです。
ちなみに、日本で食べられている白米は、もともと赤米から生まれたものです。
米を赤くする遺伝子(いでんし)が突然変異(とつぜんへんい)でなくなって、
白米が生まれました。
赤米に含まれるタンニンには、しぶみがあるので、白米の方が好まれて育てられるように
なりました。
参考資料
「赤米・黒米の絵本」農文協
令和5年更新
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
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