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農林水産省

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いかのスミとたこのスミの違(ちが)いについておしえてください。

こたえ



いかのスミもたこのスミもおもに外敵(がいてき)から身を守るのに使われますが、スミの性質(せいしつ)の違(ちが)いにより使い方が少し違います。

いかのスミは、ねばっこいため、吐(は)いたスミが海中でいか自身の大きさぐらいのかたまりになり、しばらくは散らないので、いか自身の替え玉(かえだま)として外敵の目をそらす効果(こうか)があります。
一方、たこのスミは、いかのスミにくらべてそれほどねばっこくありません。吐いたスミは海中ですぐに広がるので、煙幕(えんまく)のように外敵の視界(しかい)をさえぎる効果があります。ただし、深海に住んでいるたこは、暗い海中ではスミを出しても効果が少ないので、はじめからスミをもっていません。

従来(じゅうらい)いかのスミは、するめを作るときに廃棄物(はいきぶつ)として処理(しょり)されてきましたが、新たな用途(ようと)もできて活用されるようになりました。おなじみのいかスミ入りのスパゲッティやパエリアなど食材の一部として活用され、最近では、いかスミ入りのパン、ラーメン、クッキーなども売り出されているようです。

たこのスミは、いかと違(ちが)ってスミ袋(ふくろ)が肝臓(かんぞう)に埋まったように存在(そんざい)しており、簡単(かんたん)には取り出せないことなどから、ほとんど利用されていません。

参考

「食材魚貝 大百科3 イカ・タコ類ほか」平凡社


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