世界のお米の地域ごとの特徴(とくちょう)を教えてください。
こたえ
各地域で栽培されているイネの特徴は以下の通りです。
南アジア~東南アジアでは、長粒種(ちょうりゅうしゅ)のインディカが多く
栽培されています。
また、洪水(こうずい)の多い低湿地(ていしっち)では、浮稲(うきいね)
と呼ばれるイネが栽培されており、河川の氾濫(はんらん)で水田の水位が
上昇(じょうしょう)すると節間(せっかん)が伸びて穂先だけが水面上に
出るといった特徴があります。
中国では、地域によって異なりますが、栽培されるイネの7割がインディカ
の長粒種、3割がジャポニカの短粒種(たんりゅうしゅ)で、多収(たしゅう)
のインディカのハイブリッドライスが多く栽培されています。
アメリカでは、インディカの長粒種、ジャポニカの短粒種と中粒種(ちゅう
りゅうしゅ)が栽培されており、中粒種の代表が「カルローズ」で短粒種と
長粒種の中間的な特徴を持っています。
オーストラリアでは、中粒種の栽培が75%を占めます。
ヨーロッパでは、パエリアやリゾットに向く大粒の品種が栽培されています。
アフリカでは、アジアや欧米(おうべい)で栽培されているイネ(アジアイネ)
とは異なる種であるアフリカイネが広く栽培されています。
アフリカイネは、アジアイネに比べて収量が低いものの、水不足や病害虫等に
よるストレスに強いといった特徴があり、収量の高いアジアイネとストレスに
強いアフリカイネを交配したネリカ(New Rice for Africa)というイネも栽培
されています。
参考資料
回答:農林水産技術会議事務局
令和8年度更新
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
こども相談電話 03-5512-1115




