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農林水産省

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台風からお米を守る米づくりの工夫を教えてください。

こたえ


台風では風による被害と水による被害が考えられ、その対策は次のとおりです。

台風で被害を受けることを考えて、倒れづらいといった台風被害に強い品種を選んだり、
台風が多い時期と最も生育の影響(えいきょう)を受けやすい時期が重ならないように
したりします。

台風が近づいてきたときには、排水路(はいすいろ)がつまらないようきれいにしたり、
強風によりイネから多くの水分が奪われないよう田んぼに水を入れたり、
イネが強風で揺さぶられないよう40cm以上の深さの水を入れたりします。

また、収穫(しゅうかく)の時期が近いイネは、できるかぎり収穫します。 

台風が過ぎた後は、土砂(どしゃ)が入ったときは取り除いたり、
水に浸かったときは少しでも早く水を出して、イネに付いた泥を洗い流したりします。

ただ、風で傷ついたり水に浸かったりしたイネは水分が蒸発する量が増えるため、
泥水を出し、新しい水を入れて、数日間は田んぼの水を切らさないようにします。

参考資料

島根県ホームページ「気象災害対策(水稲)」(外部リンク)
https://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/gijutsu/nougyo_tech/fukyui/kisyousaigai/suito.html


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消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
こども相談電話 03-5512-1115