種がない柿(かき)があるのはどうしてですか。
こたえ
柿には雌花(めばな)の木と雄花(おばな)の木があって、実がとれる木には雌花しか咲きません。
100本に1本くらいの割合で雄花の木があれば、ハチが花粉(かふん)をほかの雌花の木に運んでくれます。
また、柿は受精(じゅせい)しなくても実ができて大きくなる性質があります。
受精しないで実が大きくなると種はできません。
これを単為結果(たんいけっか)といいます。
例えば平核無(ひらたねなし)や刀根早生(とねわせ)という品種は、 6~7月ごろは小さな種のようなものがありますが、しだいに消えてしまいます。
ただし、冷夏の年などには、小さな種がのこることがあります。
参考
「そだててあそぼう30カキの絵本」農文協
令和3年更新

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