ねぎの代表品種について教えてください。
回答
ねぎを大きな品種群で分けると、「千住群」「加賀群」「九条群」の3つに分けられます。
【千住群】
北海道から九州まで広く栽培されていて、
市販されている白ねぎや長ねぎのほとんどが千住群です。
冬の間もゆっくりと生長を続け、
分げつが少なく葉鞘部(白く何重にも葉がまいた部分)が太くてよく伸びます。
【加賀群】
寒いところや雪の多いところでの栽培に適していて、冬が近づくと地下の茎や根に養分を
蓄え、春になると勢いよく新しい葉を伸ばします。下仁田ねぎは、加賀群の一種です。
【九条群】
京都府中心に栽培されていたことから、九条群と呼ばれるようになったと
いわれていますが、現在は主に西日本で栽培されています。
分げつが多くて、葉が薄くてやわらかく辛味も少ないので、葉ねぎとして食べられます。
参考資料
「ネギの絵本」農文協
令和5年更新
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