米の1人当たりの消費量はどのくらいですか。
回答
【米の消費動向】
米の1人当たりの年間消費量は、昭和37年度をピークに減少傾向となっています。
具体的には、昭和37年度は118kgの米を消費していましたが、令和2年度の消費量は半分以下の50.8kgにまで減少しています。
また、主食用米の全国ベースの需要量は一貫して減少傾向にあり、最近は人口減等を背景に年10万トン程度と減少幅が拡大しています。
家庭における1世帯当たりの年間支出金額の推移を見ると、平成26年以降はパンの支出金額が米の支出金額を上回っています。
【消費拡大に向けての取り組み】
このような状況において、国では米の消費拡大に向けて、米飯学校給食の推進や健康面からのごはん食の効用の発信などを実施しています。
また、主食用米の消費の約3割を占める中食・外食等は、業態やメニューにより求める品質や価格が様々となっています。
そこで、複数年契約・事前契約などの安定取引の拡大に向けて、米産地と中食・外食事業者とのマッチングなどを推進しています。
参考資料
農林水産省ホームページ「令和元年度食料需給表:国民1人/1年当たり供給純食料」https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/zyukyu/
総務省ホームページ「家計調査:時系列データ」(外部リンク)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/index.html#time
回答日
平成30年8月
→令和4年更新
お問合せ先
消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
ダイヤルイン:03-3591-6529