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消費者相談

しょうがは身体を温める効果があるそうですが、どのような成分が働いているのですか。また、代表的な種類や主な産地も教えてください。

回答

しょうがは特有の香りと辛味を持つ野菜で、薬味や香辛料、お菓子、漢方薬として幅広く利用されています。原産地は熱帯アジアですが、現在は世界中で栽培されています。日本へ伝来した年代は明確ではありませんが、稲作と共に中国から伝わったようです。平安時代の書物「延喜式」には、既に栽培されていたことが記されています。
    【しょうがの種類】
    しょうがは「根」ではなく、肥大化した地下茎の部分を食用としています。代表的な種類は下記のとおりです。
    「根しょうが」:一般的に流通しているしょうがのことで、「老成(ひね)しょうが」ともいいます。ふっくらと丸みがあり、皮は薄茶色をしています。秋に収穫 後、2ヶ月以上貯蔵したものが随時、出荷されるため、通年出回っています。香りと辛みが強く、主に薬味として用いられます。
    「新しょうが」:初夏に収穫される若い根しょうがのことで、貯蔵せずに、繊維が柔らかくみずみずしい状態で使用します。皮は白色で、茎の付け根は赤く、さわやかな辛みが特徴です。甘酢漬けや味噌漬け、醤油漬けなどに用いられます。
    「葉ショウガ」:小さな根茎に茎葉がついたもので、5~9月頃が旬とされています。根茎は細くて皮は白く、茎の付け根が赤いのが特徴です。有名な「谷中(やなか)しょうが」は江戸時代に、現在の東京都台東区谷中が主産地だったことが名前の由来です。甘酢漬けや味噌をつけてそのまま食するのが一般的です。
    【しょうがの働き】
    しょうがの辛味成分は「ショウガオール」や「ジンゲロン」によるもので、これらの成分には血行・消化促進や殺菌作用があります。また、香り成分の「ジンギベレン」や「シトロネラール」には、食欲増進や健胃・解毒・消炎・消臭作用があります。
    その他、抗酸化作用や骨の形成を助ける働きがあるマンガンや血圧の上昇を抑える作用があるカリウムも含まれています。
    【主な産地】
    平成29年産指定野菜(秋冬野菜等)及び指定野菜に準ずる野菜の作付面積、収穫量及び出荷量(平成30年8月28日公表)によると、しょうがの全国の収穫量(48,300t)のうち、ベスト3は、
    1位:高知県(20,600t)
    2位:熊本県(5,640t)
    3位:千葉県(3,690t)となっています。
      これからが冬本番で、寒さが厳しくなる時期がやってきます。是非、しょうがを使った料理で身体を温め、寒さを吹き飛ばしましょう。
    【参考】
    *「地域食材大百科第2巻野菜」一般社団法人農山漁村文化協会発行
    *平成29年産指定野菜(秋冬野菜等)及び指定野菜に準ずる野菜の作付面積、収穫量及び出荷量(平成30年8月28日公表)↓
      http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_yasai/index.html 
 

 

参考資料

 

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消費・安全局消費者行政・食育課消費者の部屋

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