このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

人工イクラと天然イクラの見分け方について教えてください。

回答


かつては天然イクラの供給が少ないのに需要が多かったので、
天然イクラに似せてつくったコピー商品(人工イクラ)が出回っていました。

最近は、人工イクラを販売するメリットが少なくなり、
一般的には人工イクラはほとんど出回っていない状況と考えられます。

人工イクラと天然イクラの見分け方については、以下のとおりです。

天然イクラはタンパク質なので熱湯につけると白くなりますが、
人工イクラはアルギン酸などの多糖類とサラダ油などの植物油でできているので
白くなりません。

ただ、産卵期直前の完熟卵では卵粒が大きくなり、卵の皮(卵膜)も厚くかたくなるので
軽く熱湯につけた程度では、タンパク質の溶け出しが不十分となり、
白くならない場合もあるので注意が必要です。

参考資料

静岡県環境衛生科学研究所ホームページ(外部リンク)
「静岡県環境衛生科学研究所報告(No.57)いくらに関する苦情テストについて」
https://kaneiken.jp/institute 

兵庫県立農林水産技術総合センターホームページ(外部リンク)
「天然イクラと人工イクラの見分け方」
https://hyogo-nourinsuisangc.jp/kenmin_minasama/mame/suisan_mame/01/12/13595/

令和5年更新

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」
ダイヤルイン:03-3591-6529