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農林水産省

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みかんの皮をむくと白い筋がありますが何でしょうか。

回答

みかんは木になっており、葉や土から吸収した栄養分は枝を通して実へ運ばれます。
みかんの構造は、オレンジ色の外皮の部分(フラベド)と白い内側の部分の中果皮(アルベド)、果心という実の真ん中の芯の部分、可食部分である一つ一つの房は、瓤嚢(じょうのう:果肉を包んでいる薄皮)と砂瓤(さじょう:果肉)でできています。

瓤嚢の表面には、網の目のような白い筋の維管束があります。
果心から円状に瓤嚢が連なり、そのまわりを維管束で囲んでいます。
維管束は砂瓤中のどの粒も必ずつながっているので、果心側からも維管束側からもまんべんなく栄養分や水分を補給し、砂瓤に蓄えることができます。
この維管束には、豊富な食物繊維と「ヘスペリジン(ビタミンP)」が豊富に含まれています。
ヘスペリジンは果肉部分よりも、皮や筋、袋に多く含まれ、皮を乾燥させたものは、漢方の生薬・陳皮になります。
昔の人は、経験からうんしゅうみかんの薬効に気付いていました。
干したみかんの皮を風呂に入れて温まったり、みかんの皮を砂糖と煮て、風邪予防に役立てたりと、日常生活で健康のために役立ててきました。

【みかんの種】
うんしゅうみかんは、花粉ができない性質から種ができることはほとんどありません。
でも、大量の花粉が飛散する甘夏やはっさくなどが近くに植えられている場合には、これらの花粉で受精が起こり、うんしゅうみかんでも種ができることがあります。

参考

愛知県ホームページ「愛媛かんきつ情報缶」(外部リンク)
https://www.pref.ehime.jp/h35500/kankitsu/index.html
愛知県ホームページ「愛媛みかんのはなし」(外部リンク)
https://www.pref.ehime.jp/h35500/7757/index.html
農林水産省ホームページ「広報誌aff2017年1月号(特集みかん)」
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index_1701.html
「そだててあそぼう ミカンの絵本」農文協


回答日

令和3年11月

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課「消費者の部屋」

ダイヤルイン:03-3591-6529