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農林水産省

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消費者の部屋:「さかなの展示」オンライン特設ページ

令和6年1月15日~19日の展示は
『毎月3日から7日は「さかなの日」もっとさかなを食べよう!』です。
展示室だけでは伝えきれない情報をこちらにまとめました!

天井の波
魚の日ロゴ

毎月3日から7日は、さかなを食べよう!

恵まれた海洋環境を有する我が国では、多種多様な魚が漁獲され地域ごとに魚食文化が根付いています。 しかし、世界では食用魚介類の消費量が増加している一方、日本の消費量は減少し続けている状況です。 こうした状況を踏まえ、水産物の消費拡大に向けた取組を官民協働で推進するため、水産庁では「さかなの日」を制定しました。
「さかなの日」をきっかけに「さかなを食べること」=SDGs達成に向けた消費行動であることについて知って頂き、 魚を食べることによって、おいしい魚を未来につないでいきませんか。

なぜ魚食はサステナなの?詳しくみる
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    • コンテンツ(おさかな料理のレシピ)
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    • コンテンツ(子ども向けコンテンツ)
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さかなについてもっと学ぶ関連コンテンツ

知っているようで知らない漁業の知識を水産白書から紹介します。

魚は減っている?

水産資源の特徴は?

水産資源は再生可能な資源であり、適切に管理すれば永続的な利用が可能です。
そのため、過剰な漁獲や漁場環境の悪化を防止して資源を保護したり、種苗放流や漁場環境の整備を行い積極的に資源を増やしたりする取り組みが重要です。

水産資源の量を調べるには?

水産資源の管理のためには、どのような種類の魚がどこにどれ位いるのか把握する必要がありますが、海の中は直接見て数えることができないことから、様々な情報を用いて資源の量や変化を推定(資源評価)する必要があります。
我が国では、国立研究開発法人水産研究・教育機構を中心に、市場での漁獲物の調査、調査船による海洋観測及び生物学的調査等を通じて必要なデータを収集するとともに、漁業で得られたデータも活用して、我が国周辺水域の主要な水産資源について資源評価を実施しています。

資源評価の対象魚種は?

現在、すべての有用水産資源について資源評価を行うよう努めるものとすることとされ、令和3(2021)年度には、資源評価対象魚種を119魚種から192魚種まで拡大しました。

海の中の状況、水産資源について1
資源管理のための目標は?

⽔産資源は、漁獲により資源が減少しても⾃然の回復⼒が働いて増加することから、回復量と同じ量だけ漁獲すれば、資源量の水準は維持されます。
回復量は資源量の増⼤に伴い増えますが、資源量がある程度以上になると餌の競合等により逆に減少します。
このため資源管理は、 回復量が最⼤になる資源量で、その回復量分を漁獲すれば、「最⼤の漁獲量(最大持続生産量(MSY:Maximum Sustainable Yield)) 」が続けられる水準の達成を目標としています。


水産資源を守るために

資源管理の手法にはどのようなものがある?

我が国では、漁船の隻数・操業日数の制限、漁具の仕様の制限、禁漁区・期間の設定等様々な手法や取組で資源管理をしてきましたが、漁獲量が長期的に減少傾向にあるという課題に直面しています。
このため、将来にわたって持続的な水産資源の利用を確保するため、管理手法は漁獲可能量(TAC)による管理を基本とすることとされました。
令和4年度末時点で、TACにより管理を行う資源は漁獲量の6割を占めていますが、魚種を順次拡大し、令和5(2023)年度までに、漁獲量の8割となることを目指しています。

実効ある資源管理のための取組は?

漁業者等が資源管理を適切に実施しても、それらルールに従わない採捕があると持続的な資源量を維持できません。
令和3(2021)年の漁業関係法令違反(密漁)の検挙件数は1,361件であり、近年、漁業者による違法操業は減少している一方、漁業者による密漁が増加し、さらに悪質化・巧妙化しています。 取締りについては、海上保安官及び警察官と共に、水産庁等の職員から任命される漁業監督官や都道府県職員から任命される漁業監督吏員が実施しており、水産庁は今後も関係機関と連携して取締りを強化していきます。

海の中の状況、水産資源について2

日本人は魚介類をどれくらい食べている?

魚介類の消費量は?

魚介類の消費量(消費仕向量)は減少し続けており、食用魚介類の1人1年当たりの消費量は平成13(2001)年度の40.2kgをピークに減少し、令和3(2021)年度は23.2kg(概算値)とピーク時から約43%も減少しています。

魚と肉、どちらが多く食べられている?

食用魚介類の消費量が減少する中、肉類の消費量は増加傾向にあり、平成23(2011)年度に1人1年当たりの肉類の消費量が同魚介類の消費量を上回りました。

水産物を食べる、魚介類の消費について

他にも「どのような魚介類が食べられている?」 「魚介類を購入する理由、しない理由は?」などもっと知りたい方はコチラ!

水産エコラベルを知っていますか?

水産エコラベルは、生態系や資源の持続性に配慮した方法で漁獲・生産されたで生産された水産物に対して、消費者が選択的に購入できるよう商品にラベルを表示する仕組みのことです。

水産産エコラベルをめぐる状況

令和元年度に農林水産省が行った調査によると、水産エコラベルについて、マーク(言葉)の意味を知っている消費者の割合は、 約 12%です。マークの意味の意味とともに、水産エコラベルに関する取組について、より多くの方に知っていただき、こうしたマークがついた水産物を選んでいただくことは、持続可能な水産業に取り組んでいる漁業者・養殖業者への応援(エシカル消費)につながります。!

消費者モニター環境への配慮

水産エコラベルの取組、エシカル消費についてもっと知りたい方はコチラ!

漁師自慢の魚「プライドフィッシュ」について

漁師が選んだ、本当においしい魚。
それが、PRIDE FISH— プライドフィッシュ —

魚離れが年々進む中、思わず感動せずにはいられない魚の本当のおいしさをもっとたくさんの人に知ってもらうため、地元漁師が自信を持って勧める魚を「プライドフィッシュ」として選定しています。 地域ごと、春夏秋冬ごとに、魚を知り尽くした漁師が選ぶ“今一番食べてほしい魚”を289種選定しています(令和5年12月末時点)。 皆様もぜひ味わってみてください。

フィッシュプライドのロゴ
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お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課消費者の部屋

代表:03-3502-8111(内線:消費者相談電話は代表からの受付はいたしておりません)
ダイヤルイン:03-3591-6529(10時から17時まで)