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農林水産省

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消費者の部屋:「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」オンライン特設ページ

令和6年2月28日~3月7日の展示は
食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFTです。
展示室だけでは伝えきれない情報をこちらにまとめました!

「ニッポンフードシフト」は農林水産省が実施している、食と農のつながりの深化に着目した国民運動です。

1.「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」とは

「食」は人を育み、生きる力を与え、そして社会を動かす原動力となるもの。 いうまでもなくすべての人は「食」と無関係で生きることはできません。 日本社会が大きな変化に直面している今、これからの「食」はどうあるべきか。 食料自給率、環境との調和、新しい生活様式、健康への配慮、食育、サプライチェーンの状況など、私たちが真摯に向き合わなければならないテーマは少なくありません。 「食」について考えることは、これからの社会を考えること、人の生き方を考えること。 今こそ、変えるべきは変え、守るべきは守り、新しい挑戦を応援しながら、この時代にふさわしい日本の「食」のあり方を考える機会ではないでしょうか。 消費者、生産者、食品関連事業者、そして政府が一体となって、「食」を考え、議論し、行動する国民運動「ニッポンフードシフト」進行中です。

2.「食から日本を考える。」

ニッポンの「食」をめぐる“これまで”と“いま“、そして“これから”について、動画でわかりやすくご紹介しています。食の未来を一緒に考えてみませんか。

3.身近な食から日本を考える。

ニッポンフードシフトでは、身近な食である「カレー」、「餃子」、「おにぎり」をテーマに、その背景にある日本の食や農をめぐる事情や課題について考えるきっかけとなるコンテンツを展開しています。

「カレーから日本を考える。」

今やニッポンの国民食とも言われる「カレー」。 ふだん何気なく食べている「カレー」はスパイス、野菜、肉、そしてごはんやナンなど、あらゆる食材が使われていますが、誰が、どこで作り、どのように私たちの手元に届くのか、考えたことはありますか。実は、この身近なカレーには「日本の食や農をめぐる事情」が詰まっています。 大好きな「カレー」がどのようにできているのか、身近な食について考えることは、生きていくうえで欠かせない「食」について考えることです。 ニッポンフードシフトでは、「カレー」から日本の食料事情について考えるきっかけとなるコンテンツを発信しています。

ニッポンフードシフトでは、運動の想いに賛同いただいた推進パートナー企業等と連携し、Z世代が全国の生産地を飛び回りカレー食材集めの旅を体験する動画の製作、全国の店舗でのポスターの掲示、カレーの食料自給率を考える企画等、カレーをきっかけとした様々なコンテンツを展開しています。

華麗にスマイルMUJIカレーTOKYO GRAFFITI

「餃子から日本を考える。」

「カレー」に続き、親しみやすく、私たちの食生活に身近な存在である「餃子」を新たなテーマに情報発信を行っています。
「餃子」は、多彩な食材が使用されるだけでなく、外食や総菜等の中食、家庭での内食のあらゆる食卓シーンに幅広く馴染み、また、地域ごとに特色のある「餃子」も誕生しています。 餡に使用される具材は、野菜、豚肉、魚介類等が一般的ですが、国産の食材や輸入に頼らざるを得ないもの等、一つひとつの食材の背景から我が国の食や農をめぐる諸課題を垣間見ることができます。

また、推進パートナーと連携し、外食チェーン店全国約730店舗でのポスター掲示、全国47都道府県の国産食材を使った餃子の食べ方の提案、国産食材を使った餃子レシピの紹介等、外食・中食・内食あらゆるシーンから食について考えるきっかけとなるコンテンツを展開しています。

餃子会議王将カード試してビックリダレ
餃子の食べ方47

「おにぎりから日本を考える。」

さらに、私たちの食生活に身近な存在である「おにぎり」をテーマに、情報発信を行っています。
「おにぎり」は、様々な具材をごはんで包んだ日本の伝統食であり、各地の特産品や地域の食文化と結びつきながら創意工夫され、食されてきました。具材をごはんに混ぜ込んだり、巻いたりと、「おにぎり」の可能性は無限に広がります。
そんな「おにぎり」に使用される具材は様々ですが、国産の食材や輸入に頼らざるを得ないもの等、一つひとつの食材の背景からひも解くと日本の食や農をめぐる諸課題を垣間見ることができます。
米の消費量は、食生活の多様化や人口減少等により、年々減少傾向にありますが、総供給熱量の2割を占め、ほぼ国産で賄われている米の消費拡大は重要です。
「おにぎりから日本を考える。」を通して、日本の食料事情について考えるきっかけを創出しています。

「おにぎりから日本を考える。」では、推進パートナーであるZ世代に人気のある店舗を全国に展開している事業者とおむすび専門店と連携し、「国産食材を使い、日本の食や農業を応援する」ことを条件に新たな発想のアイデアを持ち寄るコンテスト「おにぎりアイデアグランプリ」を実施し、受賞作品の商品化に向けた連携を行っています。

おにぎりアイデアグランプリ ほんのり屋

また、売り場から食と農業との距離を近づける推進パートナーの独自企画「NIPPON FOOD SHOUT」を47都道府県の全国50店舗で実施しました。おにぎりアイデアグランプリ受賞作品と併せて、代表6店舗の再現を農林水産省消費者の部屋にて期間限定(令和6年2月28日から3月7日まで)特別展示します。

ヴィレバン

4.食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.

ニッポンフードシフトでは、東京と地方にて、農林漁業者・食品事業者及び消費者が、日本の食や農をめぐる事情や課題、目指す未来について、ともに考えるきっかけとするイベント「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.」を開催しています。
令和5年度は推進パートナーや大学と連携した企画、「カレー」や「餃子」をテーマにした企画を展開しました。

東京
宮城広島熊本大阪

5.推進パートナー募集中

ニッポンフードシフトでは、運動趣旨に共感いただける推進パートナーを募集しています。個人・団体、活動の有無に関わらずご登録いただけます。
ご登録いただくと、ニッポンフードシフトのロゴマークを、広告や名刺、商品などに使用したり、店頭やキャンペーンなどに無償でご利用することが可能となります。
さらに、推進パートナーの活動内容をニッポンフードシフトの公式サイト等でご紹介させていただくことがございます。
日本の食料の未来を明るいものにするためには、消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって、考え、議論することがとても大切です。
登録は、企業・団体(政治団体・宗教法人および反社会的勢力を除く。また、公的機関・地方公共団体・個人事業主を含む)及び個人での登録となります。

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課消費者の部屋

代表:03-3502-8111(内線:消費者相談電話は代表からの受付はいたしておりません)
ダイヤルイン:03-3591-6529(10時から17時まで)