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農林水産省

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技術分類:環境対策

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番号 地域 作目分類 技術的課題

北海道

4 01 北海道 03 豆 ・「耐冷性」「シストセンチュウ抵抗性」「機械収穫適性」「低温着色抵抗性」「わい化病抵抗性」等の特性の複合化、および豆腐・煮豆・納豆・味噌等の加工適性に向けた育種
高温条件に対応した品種開発
「大豆ミート」など新需要向けに、高たんぱくや青臭さの少ない品種開発や栽培方法
5 01 北海道 04 野菜 ・高温等の異常気象による生理障害に対するバイオスティミュラントの有効性評価
7 01 北海道 08 畜産 ・ガガイモの生態解明および本雑草を根絶あるいは抑制できる栽培技術の開発
9 01 北海道 09 その他 ・従来問題とならなかった雑草、害虫の早期摘発と防除技術の提案(モニタリングと生態把握)
10 01 北海道 08 畜産 ・飼料畑ごとの、作物の収量・栄養価を気象-生産モデルおよび実測値・センシング値から推定するモデルの策定
経営体ごとにモデルを統合利用できるシステムの開発
17 01 北海道 01 米 ・育種目標にメタンの排出削減の特性を加えること。
メタン排出削減の特性を持った系統を用いて、既存の品種にメタン削減の特性を持たせること。
20 01 北海道 03 豆 ・高温の被害を受けにくい小豆品種・栽培法の検討
21 01 北海道 03 豆 ・熟期がやや早「ユキホマレ」より遅く安定多収な中生大豆品種、耐湿性を有する大豆品種の開発
26 01 北海道 08 畜産 ・温暖化条件下で寒地型牧草を安定的に定着、栽培できる技術の開発
夏季高温条件に適応した、短期多収作物の探索とその栽培利用技術の確立
27 01 北海道 08 畜産 ・高温,干ばつ等下における寒地型牧草の生育シミュレーションに基づく栽培技術
29 01 北海道 08 畜産 ・乳用牛舎における暑熱ストレス低減技術の提示
既存牛舎における適切な換気設備の設置・運転方法の提示
32 01 北海道 09 その他 ・方法論別のJクレジットの経済性評価(牛・豚・ブロイラーへのアミノ酸バランス改善飼料の給餌、家畜排せつ物管理方法の変更、バイオ炭の農地施用、水稲栽培における中干し期間の延長、肉用牛へのバイパスアミノ酸の給餌)

東北

38 02 東北 04 野菜 ・草勢維持管理に関する技術
高温障害回避に活用できる簡易な環境制御技術
煩雑になりやすい樹形管理などを簡易化できる技術
39 02 東北 04 野菜 ・パイプハウスに対応し、既存の夏季高温対策技術よりもさらに効果の高い高温対策技術の開発
(遮光技術、簡易的なミスト散布と送風ファンの組み合わせ、簡易システムによる外気導入等)
40 02 東北 04 野菜 ・CO2削減効果
大規模施設園芸における布団資材の最適な活用方法
グローパイプによる果実加温効果
42 02 東北 04 野菜 ・CO2削減効果
重油暖房機との組み合わせによる最適な活用方法
49 02 東北 04 野菜 ・腐敗性病害に対する防除技術の開発
51 02 東北 05 果樹 ・病害虫発生予測技術の開発(伝染源量のモニタリング技術、感染時期の予測技術)
最小限の発生予防による薬剤散布体系の開発
63 02 東北 01 米 ・酒造好適米の高温耐性の評価基準がほしい。
玄米品質の評価だけでなく、酒造における品質評価も重要。
酒造好適米の基準品種が必要。
68 02 東北 04 野菜
06 花き
・施設・露地の野菜及び花き品目全般の夏季高温対策
69 02 東北 05 果樹 ・火を使わない効果的な凍霜害対策技術の開発
70 02 東北 05 果樹 ・低コストで効果の高い遮光設備・被覆資材の検討
71 02 東北 05 果樹 ・リンゴ栽培における「いや地」に対する評価方法の確立
リンゴ剪定枝を活用したバイオ炭によるいや地対策技術の確立
72 02 東北 05 果樹 ・AIを活用した熟練者の技術習得
74 02 東北 06 花き ・高温でも開花遅延しにくい品種の選定や技術の確立。
・高温障害を回避する技術の確立。
・草姿維持し、開花を遅らせる技術の確立。
75 02 東北 06 花き ・高い高温開花性をもち、電照栽培において消灯後の到花日数が安定している品種の選定。
その他、高温の影響を軽減できる対策技術の開発。
76 02 東北 06 花き ・着色障害の発生しにくい品種の開発
79 02 東北 08 畜産 ・高温耐性の高い牧草品種の育成
83 02 東北 08 畜産 ・精度の高い温室効果ガス測定、評価システムの開発
温室効果ガス産生量(細菌叢)及び飼料利用効率等を指標とした選抜方法の検討
温室効果ガス抑制に優れた乳用牛及び肉用牛への改良
84 02 東北 08 畜産 ・スリックホルスタインの暑熱期の飼養特性(乳量、繁殖性等)の解明
暑熱に強い乳用種雄牛の作出

関東

86 03 関東 04 野菜 ・斉一性の高い品種育成
生育の斉一性を高める、均質な育苗、灌水、施肥等の栽培技術確立
生育遅滞株の生育を促進する生育コントロール技術
収穫予測技術の高精度化
91 03 関東 04 野菜 ・低温期における保温、高温期における着果、果実肥大、障害果発生抑制技術の確立
93 03 関東 05 果樹 ・低低温要求性品種、低低温要求性台木、植調剤および生育予測技術等を組み合わせ、気温が比較的低くても早期に開花させ、所定の時期に出荷できる技術の開発。
94 03 関東 06 花き ・暖房の代替としてのLED照射の可能性検討
95 03 関東 06 花き ・冬期の省エネルギー対策技術として、変温管理による燃油削減や保温資材等利用による保温効率の向上(アルストロメリア、カーネーションなど)
夏期の高温対策技術として、細霧冷房による品質向上、フルオープンハウス等の活用による低コスト高温対策(全品目)
97 03 関東 06 花き ・多様な花きでの耐低温性品種の育成
育種手法の検討
98 03 関東 04 野菜 ・再生可能エネルギーの実用化技術の開発
99 03 関東 04 野菜 ・蓄熱資材等、再生可能エネルギーを利用した資材の探索
市販蓄熱資材等の利用技術の確立
経費試算と適正な導入規模の把握
100 03 関東 06 花き ・冬期の生産性向上技術
夏期の高温対策技術
環境制御に応じた養液管理技術
101 03 関東 04 野菜 ・地下水の冷熱を利用した育苗時局所冷房技術の開発
102 03 関東 07 茶 現状製茶機械で使用ている重油、ガスの代替エネルギーとしては、自動車産業で実用化されている電気、水素などのクリーンエネルギーが候補となるが、これらのエネルギーを利用する技術を製茶機械メーカーの企業努力だけで推進することは、経済的・技術的に非常に困難である。そこで、以下の点について、国を挙げた研究の推進を希望する。
自動車産業を始め、他の産業分野で実用化されている代替(クリーン)エネルギーのうち、製茶分野に適用・応用可能なエネルギーの選定
選定したエネルギーを前提とした、省エネかつ低環境負荷な製茶機械・技術の開発
112 03 関東 01 米 ・イネ紋枯病抵抗性遺伝子の探索および同定
DNAマーカーを活用したイネ紋枯病抵抗性品種の育成
114 03 関東 01 米
03 豆
・発生生態の解明および発生予測手法の開発
水稲・大豆における被害状況の解析
化学的防除法や耕種的防除法等を活用した防除体系の構築
135 03 関東 04 野菜 ・腐敗性障害の発生実態の把握
腐敗性障害の発生助長要因の解明
耕種的、化学的防除等を組み合わせた総合的な防除技術の確立
136 03 関東 04 野菜 ・夏季に発生する細菌性病害の原因菌調査
軟腐病等細菌性病害に対する防除技術の確立
137 03 関東 04 野菜 ・気象の予測精度の向上
対象病害に影響する環境要因の解明
139 03 関東 04 野菜 ・サツマイモ基腐病抵抗性(または耐病性)を有する品種の育成
高温や干ばつに強い品種の育成
161 03 関東 06 花き ・気候変動に伴う温暖化が細菌性病害の発生に及ぼす影響の評価
バイオスティミュラントやRNA農薬等、細菌性病害の新たな防除法の開発
162 03 関東 06 花き ・主要花きにおける生育不良や品質低下や開花期変動が引き起こされるメカニズムの解明。
高温耐性や病虫害耐性・抵抗性を持つ育種素材の探索。
従来の交配・選抜等の手法に加え、ゲノム編集等の新技術による高温栽培下での栽培適性を持つ品種の開発
169 03 関東 01 米
02 麦
03 豆
・家畜ふん堆肥、炭資材等と化成肥料を混合した炭素貯留型肥料の開発
炭素貯留型肥料の連用と炭素貯留効果および地力への影響評価
炭素貯留型肥料が作物根圏微生物の生態や機能に与える影響の解明
175 03 関東 03 豆 ・落花生殻のバイオ炭の作成方法の開発
落花生殻のバイオ炭の性質の解明
バイオ炭を活用した栽培法や効率的な施用法の開発
バイオ炭施用時におけるJクレジット制度の利用の可能性の解明
184 03 関東 04 野菜 ・抑制作の高品質安定生産技術の確立
(品種選定、養液管理、遮熱資材、作型)
半促成作の生産性向上技術の確立
(効率的な加温方法、効率的な炭酸ガス施用法、養液管理)
185 03 関東 04 野菜 ・地上部生育状態のリアルタイム診断
水フラックス(潅水、蒸発散、地下排水)の定量化
Rhoadesモデルパラメーターの迅速取得およびデータベース化
195 03 関東 04 野菜 (ア)不耕起部分を残す省耕起栽培による作業の省力化評価
(イ)雑草草生、カバークロップ、緑肥を利用した省耕起栽培技術の確立
(ウ)土壌への炭素や窒素の供給や蓄積などの評価
(エ)土壌部生物の働きや影響についての調査
197 03 関東 05 果樹 ・有機栽培において使用可能な日焼け果対策資材の開発
現地での効果確認
200 03 関東 07 茶 ・病害抵抗性の検定
虫害発生の調査
越冬芽の耐凍性消長の解明
減化学農薬・化学肥料条件下における品質・収量調査
被覆適性試験
203 03 関東 04 野菜 ・温湿度管理技術の最適化、包装技術と併せ、エチレン制御や腐敗防止など鮮度保持技術の高度化が不可欠である。
輸送面では、AIによる最適輸送経路の設計、IoTを活用した遠隔モニタリングシステムによる品質変化の予測・制御技術の開発も重要な課題である。
214 03 関東 01 米 ・稲わら還元量、土壌条件による中干し程度とメタンガス発生抑制効果との関係解明
水田から発生しメタン以外の硫化水素、二酸化炭素等のガス発生の条件、識別、抑制策の情報整理、実態解明
耕畜連携での稲わら利用と堆肥還元による温室効果ガス発生低減の技術体系化
216 03 関東 01 米 ・胴割れ耐性に関する選抜条件の探索と確立
白未熟粒・胴割粒を指標とした高温登熟耐性の評価
高温登熟性・耐冷性品種の育成
221 03 関東 04 野菜 ・酷暑条件下での発芽時の地表面付近の最高許容熱量と発芽前後の遮熱率変更時期の検討
酷暑条件下でのホウレンソウ植物体の生育ステージごとの最高許容熱量の検討
外気温および日射量と雨よけハウス内地表面付近地温との関係の解明を行い、外気温と日射量データから、ホウレンソウ植物体が受ける熱量を推定し、最適遮熱量を算出できる手法を確立
明らかになった最適遮熱率の遮光資材による実際の生育環境温度低下効果およびホウレンソウの生育・収量の評価
222 03 関東 04 野菜 ・気候変動(短時間強雨、高温、干ばつ)下でも安定した収量・品質が得られる栽培技術の確立
収益性が高く安定生産可能な品目、品種の選定
223 03 関東 04 野菜 ・露地野菜の気象災害(湛水、干ばつ、高温、低温)に強い栽培方法の確立。
天候不順でも安定生産が見込める品目選定、品種選定
224 03 関東 04 野菜 ・セルトレイや連結ポットでの健苗(大苗)育苗技術の開発
移植時期前進化等による夏前生育量確保技術の開発
225 03 関東 04 野菜 ・播種から生育初期や育苗時の暑熱対策
品目、作型ごとの高温期の適切な管理方法
簡易で低コストのかん水方法
226 03 関東 04 野菜 ・高温乾燥ストレスのモニタリング技術(植物反応センシング)の確立。
光合成を主体とするリアルタイム生育診断技術の確立
高温期における光合成促進、環境制御技術の確立
遮光や補光の光制御技術の確立
227 03 関東 04 野菜 (1)CO2施用について
(ア)CO2施用とイチゴ生育との間の定量関係の解明
(イ)高CO2条件下で生育が向上しやすい品種の選抜
(ウ)CO2施用に適した栽培手法の開発
(2)高温生育抑制について
(ア)生育抑制温度域とイチゴ生育との間の定量関係の解明
(イ)高温条件下で生育可能な品種の選抜
(ウ)高温条件に適した栽培手法の開発
(エ)イチゴ生育に対する抑制温度域の解明
239 03 関東 04 野菜 ・高温条件でもよく着果・肥大し、裂果等、障害果の発生が少ないトマト品種の開発
240 03 関東 04 野菜 ・高温に耐性のある品種の開発
242 03 関東 04 野菜
05 果樹
・農業での利用が可能な生分解性資材の探索
各種生分解性資材の特性把握
生分解性資材による慣行プラスチック資材の代替栽培技術の確立
252 03 関東 05 果樹 ・日本なしの開花時期の早晩に関連するDNAマーカーの開発とこれを活用した効率的育種の推進
台木の休眠特性等を活用した日本なしの生育制御法の開発
253 03 関東 05 果樹 ・開花期が曇雨天や低温でも結実が確保できるような受粉技術の確立
開花期を遅らせる台木の選抜
254 03 関東 05 果樹 ・防霜ファンでは対応できない低温への防霜対策(火を使わずに実施できるもの)の開発
燃焼法が活用できる産地については、剪定枝や剪定枝を原料としたバイオ炭等活用による改善
255 03 関東 05 果樹 ・生理障害発生要因の解明
生理障害対策技術の確立
256 03 関東 05 果樹 ・予測と実態の誤差の原因究明
予測式の早期開発
257 03 関東 05 果樹 ・省力的な燃焼法の開発
燃焼法によらない簡易な対策技術の開発
生育遅延技術の開発
258 03 関東 05 果樹 ・りんごの日焼け軽減技術の確立
りんごの樹体凍害軽減技術の確立
ももの樹体凍害軽減台木の実用性評価
260 03 関東 05 果樹 ・育種選抜時における、低温要求量の評価方法の確立
低温要求性の遺伝様式の解明
東日本(つくば)での有望系統の選抜
課題内で有望系統の選抜を行う場合は、共同研究・共同育成となるため、権利関係の扱いを含めて要検討。
263 03 関東 06 花き ・高温耐性評価法の確立
高温耐性や、高温下の良日持ち性を有する育種素材の探索
高温耐性や高温下の日持ち性低下メカニズムの解明
高温下における挿し芽発根性向上法
264 03 関東 06 花き ・脱プラスチック資材の利用法の検討
新たな培養土の特性把握および鉢物・花壇苗の生育に及ぼす影響の解明
新たな培養土での適正な肥培管理
265 03 関東 06 花き ・高温回避による開花調節技術の確立
266 03 関東 06 花き ・主要花き品目の発色不良回避および品質向上技術の開発
生産-仲介(花き市場)-販売の連携をより効率化させるため、花色等の品質に関する表現型をデータ化するシステムの開発
271 03 関東 07 茶 ・炭素貯留量の実態調査
炭素貯留メカニズムの解明
茶園管理の違いによる一酸化二窒素発生量の評価
土壌・栽培管理履歴や生産性と土壌理化学性、微生物叢の関係の評価
272 03 関東 07 茶 J-クレジット制度の実装に向け、以下について国を挙げた研究推進を希望する。
方法論化に向けた茶園の炭素貯留機能の解明及び炭素貯留量の年間増加量の定量化技術
275 03 関東 08 畜産 ・夏季の高温に耐性のある永年生牧草の新たな草種・品種の開発
県内に適応する品種の検討
276 03 関東 08 畜産 ・牧草や飼料作物に関する主要な草種や品種の地域別栽培条件の解明
地域性に応じた草種や品種の組み合わせによる多収栽培技術の開発
281 03 関東 08 畜産 ・マイクロバイオーム、メタボローム解析を用いた耐暑性指標の開発
耐暑性遺伝子の探索とゲノミック評価手法の検討
耐暑性に優れた家畜の育種改良手法の開発
282 03 関東 08 畜産 ・耐暑性に優れた家畜系統の開発
283 03 関東 08 畜産 ・乳牛の暑熱耐性に関するGWASによる原因遺伝子の解明
暑熱耐性遺伝子の牛群への効率的な導入方法の開発
暑熱耐性遺伝子保因牛の導入による経営改善効果の評価
284 03 関東 08 畜産 ・アミノ酸バランス飼料等、環境負荷低減型飼料で生産された畜産物の品質解明と改善技術開発、および新たな付加価値の探索
消費者における環境負荷低減型家畜生産の価値解明と購入意向向上技術の開発
家畜福祉向上に関する技術で生産された畜産物品質解明と新たな付加価値の探索による新規評価技術の開発
287 03 関東 08 畜産 ・搾ロボでのスニファー法を構築した農場において、牛からのメタンを抑制する資材の効果、添加量、添加期間など飼養管理方法等の技術開発
288 03 関東 08 畜産 ・メタンに関し、肉用牛生産現場は群飼養がほとんどであり、試験研究機関を除いては個体毎のメタン排出量を測定するのは困難である。このため群飼養下でのメタン排出量を測定し、個体毎の排出量との関係を検証することで、生産現場に普及可能なメタン測定技術が構築可能と考えられるが、このような取り組みはこれまでほとんど行われていない。
289 03 関東 08 畜産 ・海藻などの地域未利用資源の給与による温室効果ガス低減技術の開発
290 03 関東 08 畜産 ・価格高騰や入手競争の激しい大豆粕は消化性は良いが排せつ物由来の温室効果ガス(一酸化二窒素)の発生を招く懸念がある。
一方、ナタネ粕は消化性は大豆粕に劣るものの、大豆粕に比べて穏やかな消化特性があるため排せつ物由来の温室効果ガスの発生原因となるルーメンでのアンモニア発生が穏やかになることが期待されためナタネ粕(ダブルローナタネ)の給与技術の確立が必要である。
しかしながら国内ではダブルローナタネが普及している状況とはいいがたい。
291 03 関東 08 畜産 ・これまでの施設による対策(送風、噴霧等)では限界があるため、耐暑性のある遺伝子(SLICK遺伝子)を有するウシ(SLICK牛)を導入することも考えられるが、高温多湿が特徴の日本に夏季においても対応できるのか、現在、国内で飼養されている乳牛もすでにそれなりの耐暑性を有しているとも考えられるため、SLICK牛の耐暑性を評価する必要があるが、国内にはSLICK牛と認められるウシは存在しない。
292 03 関東 08 畜産 ・開放型畜舎での空気および臭気物質の集約方法の確立
開放型畜舎用の脱臭設備の開発と、脱臭設備に空気等を運ぶ技術の開発
暑熱対策や冬季の乾燥対策への応用
293 03 関東 08 畜産 ・環境負荷軽減につながる耐久性の高い生分解性プラスチックを利用したラップフィルムの開発
294 03 関東 08 畜産 ・高度臭気モニタリング手法による悪臭の見える化
臭気モニタリング結果を活用した効率的な臭気対策
竹等の安価な有機資材での簡易かつ有効な悪臭対策の検討
ふん尿処理に起因する高濃度臭気を対象とした資源循環型脱臭技術
廃水処理設備を持たない開放型豚舎・鶏舎を対象とした脱臭技術

北陸

319 04 北陸 04 野菜 ・高温による品質の低下や生理障害発生の回避技術の確立
遮光資材等による低コスト昇温防止技術の確立
321 04 北陸 04 野菜
05 果樹
06 花き
・規模および目的に対応した再生可能エネルギー、ローカルエネルギーの活用技術の開発
326 04 北陸 01 米
03 豆
・温暖化に伴う広域的、長期的な発生予測技術の開発
品種、生育ステージ、地理的条件等を考慮した被害リスクに基づく効率的な防除技術の確立
333 04 北陸 08 畜産 ・効果的で環境、畜体に無害な防除対策の開発
349 04 北陸 04 野菜 ・融雪後の追肥方法(量、回数、時期)
栽植密度(株間)
根切り時期(茎葉倒伏前の根切りの検討)
350 04 北陸 04 野菜 ・土壌の保水力向上
クラストの破壊機械の開発
358 04 北陸 05 果樹 ・樹勢を落とさず高温期において着色を向上させる技術
高温条件下でも栽培可能な着色性に優れる品種(赤色系、黒色系)の育成
359 04 北陸 05 果樹 ・開花期を遅延する技術の確立
360 04 北陸 05 果樹 ・より効果的な温暖化対策技術の確立
361 04 北陸 05 果樹 ・各障害の発生要因解明
花蕾への植調剤散布による結実安定技術の開発
樹体へのミスト散水による果実肥大や品質向上に及ぼす効果の検証
加温による紅サシの花芽・葉芽分化への影響調査
365 04 北陸 08 畜産 ・スリック遺伝子保有牛(スリック牛)の特性や能力評価
スリック牛の適正な飼養管理方法の確立
耐暑性を評価するゲノミック評価技術の開発
366 04 北陸 08 畜産 ・換気・暑熱対策の機械化・自動化の開発および導入

東海

367 05 東海 06 花き ・再生可能エネルギーを用いた冷房処理などの体系処理による低コストな暑熱対策技術の確立
370 05 東海 01 米 ・胴割耐性、病害虫抵抗性(紋枯病抵抗性等)の選抜用マーカーの開発及び効率的な遺伝子集積による品種育成迅速化
ゲノム選抜AIによる複数形質の効率的育種技術の構築
371 05 東海 01 米 ・籾枯細菌病抵抗性に係る導入遺伝子と導入したIL系統の開発、ホモヘテロを検出できる選抜用マーカーの開発。
複数遺伝子の集積が伴う品種開発での育種期間短縮のための検定技術開発。
387 05 東海 05 果樹 ・中晩柑の日焼け果多発条件の解明と対策技術の開発
中晩柑の冬季における腐敗果や水腐れなどの発生条件の解明と対策技術の開発
AIやICT技術を活用した気象条件や栽培条件に基づく障害発生予測診断技術の開発
390 05 東海 01 米 ・窒素肥効とメタン発生のバランスを考慮した緑肥活用技術の開発。
395 05 東海 06 花き ・花木栽培に適した脱プラスチック素材の緩効性肥料の選定およびそれを用いた局所施肥などの施肥体系の構築
396 05 東海 06 花き ・センサー類を用いた水ストレスの検知による花木類の省力的潅水システムの開発
405 05 東海 04 野菜 ・高温期における着果安定技術
放射線状裂果の発生防止技術
高温期の栽培に適した品種の開発
406 05 東海 04 野菜 ・低コストで効率的な高温対策

近畿

中国四国

412 07 中国四国 04 野菜 ・地下水熱利用のファンコイルユニットによる加温システムの開発
厳寒期における加温能力の検討

九州

416 08 九州 05 果樹 ・熱源が異なるヒートポンプの特性把握
局所冷却、加温による着花促進技術
417 08 九州 06 花き ・再生可能エネルギーを利用した機械の探索
市販の地下水活用加温機等の利用技術の確立
経費試算と適正な導入規模の把握
420 08 九州 01 米 ・高レベルの高温耐性(稔性及び登熟性)、耐倒伏性、各種病害への複合抵抗性を持ち合わせた上で、収量の高位安定性が優れる品種の育成。
434 08 九州 03 豆 ・現在のところ、現実的な対策がないため、既存の施設設備等を活用した灌漑の方法の確立や潅水のタイミングについての基準(指標)づくりが必要。
435 08 九州 03 豆 ・フクユタカ並みかやや早い熟期、青立ちしにくい、耐倒伏性、難裂莢性、葉焼病抵抗性、多収性、フクユタカと同様の加工適性を全て持ち合わせる品種の育成
441 08 九州 05 果樹 ・ブドウの着色良好品種(黒系、赤系)の育種及び選定
選抜マメナシ台木による発芽不良対策等
442 08 九州 05 果樹 ・発芽不良の発生要因となる気象条件の解明
発芽不良の発生を軽減させる台木の選抜
極早生で発芽不良が少ない品種の開発
443 08 九州 05 果樹 ・品種毎の耐寒性の検討
品種毎の結果性の検討
444 08 九州 05 果樹 ・適期収穫のための成熟予測技術の開発
温州ミカン、不知火等中晩柑の果皮障害・腐敗果軽減対策
445 08 九州 05 果樹 ・ウンシュウミカンの生育モデル検証
センシング技術の導入、技術開発
446 08 九州 05 果樹 ・低温要求量が少なく、生育期間が短い極早生スモモ品種の開発
447 08 九州 05 果樹 ・自発休眠覚醒に必要な低温要求量が少ない落葉果樹品種の開発
448 08 九州 05 果樹 ・着色系ブドウの着色良好かつ品質良好(皮ごと食す)品種の育種、選定
温州ミカンの日焼け果対策、12月成熟温州ミカンの浮皮等生理障害の少ない品種の育種、選定
449 08 九州 05 果樹 ・耐寒性が高く、安定生産が可能な品種の開発
樹冠がコンパクトで低樹高化しやすく、枝梢管理が省力化できる品種の開発
収穫労力が「なつたより」と分散可能な品種の開発
450 08 九州 07 茶 ・秋冬期~春期にかけての品種や地域別等の耐凍性消長の把握
「チャ芽耐凍性消長モデル」(kimura et al.,(2021))の気候の異なる地域での精度検証・改善
チャ芽耐凍温度に応じた低コスト防霜技術の開発

沖縄

451 09 沖縄 04 野菜 ・バイオマスからの電気および熱エネルギー換算の試算と発電と製糖エネルギー収支の指標、発電と製糖期間設定法の検討
夜間余剰エネルギーなどを利用する、炭素部分固定ペレット加工技術と燃料と土壌改良剤利用の実証
高バイオマスで災害耐性で登熟性を異にする、複数のサトウキビ系統の選抜、
457 09 沖縄 04 野菜 ・気象災害や病害等への耐性を有する後代系統の特性評価と選抜
選抜系統の遺伝情報を解析し、有用特性を有する個体の効率的な選抜に資するDNAマーカーなどの開発と検証
目的特性を有した系統、品種の選抜

お問合せ先

大臣官房政策課技術政策室
担当者:推進班
代表:03-3502-8111(内線3130)
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