東北
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番号 | 作目分類 | 技術分類 | 技術的課題 |
米
105 | 01 米 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・水稲直播栽培における無コーティング種子利用技術、種子処理による主要病害虫防除技術、ドローンを利用した播種及び防除技術を組み合わせた技術体系確立 粗玄米収量1t/10aで直播適性の高い水稲品種の育成、栽培技術、抵抗性検定技術および病害虫防除技術の開発 中山間地域に適応した大規模経営体に対応した低コスト、高能率機械化体系技術の確立 |
106 | 01 米 | 02 防除 | ・環境負荷の低い薬剤開発 |
107 | 01 米 | 02 防除 | ・イネカメムシの再興要因の解明と発生リスクの評価 イネカメムシの発生生態に基づく耕種的防除技術の開発 イネカメムシの発生予察技術の開発 イネカメムシを含む斑点米カメムシに対する適時適切な薬剤散布を実現するための、気象データ・ICTを活用した防除支援技術の開発 |
108 | 01 米 | 02 防除 | ・水稲種子伝染性病害の生態的特性に基づく耕種的防除資材の探索 代替資材の作用機作の解明 代替資材を活用した体系的利用技術の確立 |
109 | 01 米 | 02 防除 | ・イネカメムシの発生生態の解明 予察技術の開発 効果的な防除方法の確立 |
110 | 01 米 | 02 防除 | ・長期気象予報の精度の向上 発病リスクの高まる環境条件の整理 穂いもちの防除要否判定を支援する発生予察技術の開発 |
111 | 01 米 | 02 防除 | ・早晩生品種混合地帯を想定した防除体系の確立 斑点米カメムシについて種別の発生予察 |
112 | 01 米 | 03 育種 04 環境対策 |
・イネ紋枯病抵抗性遺伝子の探索および同定 DNAマーカーを活用したイネ紋枯病抵抗性品種の育成 |
113 | 01 米 02 麦 03 豆 04 野菜 |
02 防除 10 スマート農業 |
・輪作体系・防除履歴と雑草組成、除草剤×雑草の応答、被覆作物導入と雑草抑制効果等の国内広域にわたるビッグデータ収集と解析に基づくAIによる各地域の輪作・連作パターンに基づく問題雑草の特定と発生パターン予測システムの開発 |
114 | 01 米 03 豆 |
01 栽培 02 防除 04 環境対策 |
・発生生態の解明および発生予測手法の開発 水稲・大豆における被害状況の解析 化学的防除法や耕種的防除法等を活用した防除体系の構築 |
166 | 01 米 | 01 栽培 | ・可給態窒素含量が各水稲品種の生育、収量、品質に与える影響の評価 水稲品種別、土壌別(又は地域別の)可給態窒素含量に応じた詳細な肥培管理基準の開発 |
167 | 01 米 | 01 栽培 | ・環境負荷が比較的小さく、肥効の発現が安定した緩効性肥料が配合された新たな一発肥料の開発及び実証 |
168 | 01 米 | 01 栽培 | ・可給態窒素診断基準値の設定 施肥基準量を施肥する場合の適正範囲を設定する。 診断法の確立 診断基準値を外れた場合の化学肥料施肥量の減肥方法等を確立する。 |
169 | 01 米 02 麦 03 豆 |
01 栽培 04 環境対策 |
・家畜ふん堆肥、炭資材等と化成肥料を混合した炭素貯留型肥料の開発 炭素貯留型肥料の連用と炭素貯留効果および地力への影響評価 炭素貯留型肥料が作物根圏微生物の生態や機能に与える影響の解明 |
170 | 01 米 04 野菜 |
01 栽培 | ・汚泥肥料を作物に施用する際の現在の問題点は、汚泥肥料の肥効率が明らかになっていないことである。 そのため、汚泥肥料の肥効率を、原料となる汚泥の種類や製造方法別に明らかにする。 それによって、汚泥肥料を施用した場合の化学肥料低減量を明らかにする。 |
171 | 01 米 04 野菜 |
01 栽培 | ・指定混合肥料の開発 対象とする作物に適した堆肥の原料となる家畜ふんの畜種、混合する化学肥料を明らかにする。 作物への施肥法の開発 開発した指定混合肥料の作物への施肥効果を明らかにする。 |
172 | 01 米 04 野菜 05 果樹 |
01 栽培 | ・地域で生産される下水汚泥肥料の特性把握 (窒素やリン酸の肥効、各種肥料成分量および重金属含量) 下水汚泥肥料の品目別適正施用量の把握 長期的な連用に伴う重金属蓄積のモニタリング |
206 | 01 米 | 03 育種 | ・酒米の理化学的特性(心白とデンプン粒の蓄積構造、デンプン溶解特性、タンパク質組成、脂肪酸組成等)と日本酒の酒質との関連性(醸造適性)の解明 醸造適性に基づく酒米の早期選抜法の確立 |
214 | 01 米 | 01 栽培 04 環境対策 |
・稲わら還元量、土壌条件による中干し程度とメタンガス発生抑制効果との関係解明 水田から発生しメタン以外の硫化水素、二酸化炭素等のガス発生の条件、識別、抑制策の情報整理、実態解明 耕畜連携での稲わら利用と堆肥還元による温室効果ガス発生低減の技術体系化 |
215 | 01 米 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・胴割れ米の発生を助長する気象要因の解明及び刈取り適期の早期予測、リモートセンシング等による適期刈取りに向けた技術資料の提示 |
216 | 01 米 | 03 育種 04 環境対策 |
・胴割れ耐性に関する選抜条件の探索と確立 白未熟粒・胴割粒を指標とした高温登熟耐性の評価 高温登熟性・耐冷性品種の育成 |
麦
113 | 01 米 02 麦 03 豆 04 野菜 |
02 防除 10 スマート農業 |
・輪作体系・防除履歴と雑草組成、除草剤×雑草の応答、被覆作物導入と雑草抑制効果等の国内広域にわたるビッグデータ収集と解析に基づくAIによる各地域の輪作・連作パターンに基づく問題雑草の特定と発生パターン予測システムの開発 |
115 | 02 麦 | 03 育種 | ・各ウイルスの分布実態調査 各ウイルスの系統分類 各ウイルス系統の判別技術の開発 複合抵抗性品種の開発 |
116 | 02 麦 03 豆 |
02 防除 | ・海外で問題化する雑草の生態及び防除情報の整理、提供 当該草種の国内での発生、種子寿命等の生態解明 除草剤(新規、拡大)の開発 |
165 | 02 麦 | 01 栽培 03 育種 |
・高い窒素利用効率、各耐病性を備えた有望系統の育成、配布 水田転換畑の土質や土壌水分による窒素利用特性の解明 |
169 | 01 米 02 麦 03 豆 |
01 栽培 04 環境対策 |
・家畜ふん堆肥、炭資材等と化成肥料を混合した炭素貯留型肥料の開発 炭素貯留型肥料の連用と炭素貯留効果および地力への影響評価 炭素貯留型肥料が作物根圏微生物の生態や機能に与える影響の解明 |
173 | 02 麦 03 豆 04 野菜 |
01 栽培 10 スマート農業 |
・圃場における作物生育情報の取得技術の開発 大規模圃場の精密管理技術の開発 自動走行車搭載用の機器開発 |
217 | 02 麦 | 01 栽培 03 育種 |
・水田において高い子実タンパク質含有率が安定的に確保可能な品種の育成 水田における子実タンパク質含有率13~14%を確保するための栽培技術の開発 水田における収穫期の子実タンパク質含有率の予測・診断技術の開発 |
218 | 02 麦 | 03 育種 | ・もち性、加熱後低褐変性、香味安定性を維持しつつβ-グルカン含量や栽培特性を育種的に改良する。 |
219 | 02 麦 | 03 育種 | ・実需ニーズに応じた香味安定性や溶け特性を維持しつつ生産安定性に寄与する秋播性、高温不稔耐性や穂発芽耐性等の導入を図る。 |
豆
113 | 01 米 02 麦 03 豆 04 野菜 |
02 防除 10 スマート農業 |
・輪作体系・防除履歴と雑草組成、除草剤×雑草の応答、被覆作物導入と雑草抑制効果等の国内広域にわたるビッグデータ収集と解析に基づくAIによる各地域の輪作・連作パターンに基づく問題雑草の特定と発生パターン予測システムの開発 |
114 | 01 米 03 豆 |
01 栽培 02 防除 04 環境対策 |
・発生生態の解明および発生予測手法の開発 水稲・大豆における被害状況の解析 化学的防除法や耕種的防除法等を活用した防除体系の構築 |
116 | 02 麦 03 豆 |
02 防除 | ・海外で問題化する雑草の生態及び防除情報の整理、提供 当該草種の国内での発生、種子寿命等の生態解明 除草剤(新規、拡大)の開発 |
117 | 03 豆 | 02 防除 10 スマート農業 |
・AIを活用した発病個体検出および定量技術の開発 植生指数等の圃場センシングデータと病害発生量の関係解明によるセンシングによる病害被害量推定法の開発 AIおよび圃場センシングを活用した土壌病害対策支援システムの開発、実証 |
169 | 01 米 02 麦 03 豆 |
01 栽培 04 環境対策 |
・家畜ふん堆肥、炭資材等と化成肥料を混合した炭素貯留型肥料の開発 炭素貯留型肥料の連用と炭素貯留効果および地力への影響評価 炭素貯留型肥料が作物根圏微生物の生態や機能に与える影響の解明 |
173 | 02 麦 03 豆 04 野菜 |
01 栽培 10 スマート農業 |
・圃場における作物生育情報の取得技術の開発 大規模圃場の精密管理技術の開発 自動走行車搭載用の機器開発 |
174 | 03 豆 | 01 栽培 | ・高品質な落花生生産に適した堆肥の種類の解明 高品質な落花生生産に適した堆肥の施用方法・条件の解明 |
175 | 03 豆 | 01 栽培 04 環境対策 |
・落花生殻のバイオ炭の作成方法の開発 落花生殻のバイオ炭の性質の解明 バイオ炭を活用した栽培法や効率的な施用法の開発 バイオ炭施用時におけるJクレジット制度の利用の可能性の解明 |
207 | 03 豆 | 01 栽培 03 育種 08 貯蔵加工流通 |
・簡易な大豆ミート加工法の確立 大豆ミート加工適性が異なる対象品種の確定 大豆ミート加工適性と相関の高い形質や成分の同定 |
208 | 03 豆 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・落花生株掘り上げ後の作業の機械化技術の開発 落花生に適した脱莢機の開発 従来の手作業による乾燥方法と同等の食味を維持でき、天候に左右されず、外観品質の低下が少ない乾燥方法の開発 |
野菜
86 | 04 野菜 | 01 栽培 03 育種 04 環境対策 10 スマート農業 |
・斉一性の高い品種育成 生育の斉一性を高める、均質な育苗、灌水、施肥等の栽培技術確立 生育遅滞株の生育を促進する生育コントロール技術 収穫予測技術の高精度化 |
87 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・葉物野菜向け収穫機械の開発 収穫機の能力・機能をフルに活かすための栽培方式(畝の形状、高さ、配置等)の確立 収穫機械等の電化と電力の地産地消に向けたほ場環境整備 WAGRIデータに連動した各種農作業機械の自律自動作業化 |
89 | 04 野菜 | 02 防除 10 スマート農業 |
・多様な畝の形状、株間に適応する自律式除草ロボットの開発 |
90 | 04 野菜 | 02 防除 10 スマート農業 |
・除草ロボットの開発 |
91 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
・低温期における保温、高温期における着果、果実肥大、障害果発生抑制技術の確立 |
92 | 04 野菜 | 01 栽培 05 環境制御 10 スマート農業 |
・AIによる最適化技術の開発 生育収量予測との連携 温室熱収支計算と収量予測の連携 |
98 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
・再生可能エネルギーの実用化技術の開発 |
99 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
・蓄熱資材等、再生可能エネルギーを利用した資材の探索 市販蓄熱資材等の利用技術の確立 経費試算と適正な導入規模の把握 |
101 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 05 環境制御 |
・地下水の冷熱を利用した育苗時局所冷房技術の開発 |
103 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・水田に作付けする露地野菜の省力機械化体系の確立 収益性が見込める品目、品種の選定 |
113 | 01 米 02 麦 03 豆 04 野菜 |
02 防除 10 スマート農業 |
・輪作体系・防除履歴と雑草組成、除草剤×雑草の応答、被覆作物導入と雑草抑制効果等の国内広域にわたるビッグデータ収集と解析に基づくAIによる各地域の輪作・連作パターンに基づく問題雑草の特定と発生パターン予測システムの開発 |
118 | 04 野菜 | 01 栽培 02 防除 10 スマート農業 |
・コナジラミ類の物理的防除技術の開発 害虫発生初期におけるモニタリングの省力化 天敵による害虫防除効果の安定化 |
119 | 04 野菜 | 02 防除 | ・にらのネダニ類に対するIPM防除体系の確立 |
120 | 04 野菜 | 02 防除 | ・対象病害と環境要因の解明 微生物資材を活用した防除技術の開発 |
121 | 04 野菜 | 02 防除 | ・効果の高い防除資材の不足 |
122 | 04 野菜 | 02 防除 | ・有効な天敵の選抜 選抜した天敵の日本国内での利用方法とその有効性の実証 コナジラミ類を対象とした天敵利用技術との統合 |
123 | 04 野菜 | 02 防除 | (ア)土着天敵の選抜 (イ)土着天敵に有用な温存植物の選抜と利用方法 (ウ)対象作物と天敵の循環のための栽培体系の構築 |
124 | 04 野菜 | 02 防除 | ・土着天敵(タバコカスミカメ)の発生状況 最適な放飼時期・頭数 天敵温存植物の選択 |
125 | 04 野菜 | 02 防除 | ・新たな防除技術の確立 ウイルス簡易迅速診断技術の確立 |
126 | 04 野菜 | 02 防除 | ・イチゴのアザミウマ類の効率的な防除技術開発 |
127 | 04 野菜 | 02 防除 | ・アザミウマ及びオオタバコガに対する耕種的及び化学的防除を組み合わせた総合的防除体系の確立 |
128 | 04 野菜 | 02 防除 | ・ニンジン乾腐病の効果的な生物的防除方法 |
129 | 04 野菜 | 02 防除 | (現場でのニーズ) 効果的なドローン防除マニュアルの作成 (試験機関での課題) ドローンの種類や薬剤、品目の選定など選択が多岐にわたり、労力的に試験が困難 ドローン機体が高価で試験機器として導入が困難 |
130 | 04 野菜 | 02 防除 | ・発生様態別の主要な伝染環の解明 生物・物理・化学的防除技術の開発 伝染源となりうる残渣・培地等の効果的無害化方法の開発 発生生態に基づく効果的な防除対策の確立 |
131 | 04 野菜 | 02 防除 | ・光を用いた誘引・忌避などによる防除方法の開発 土壌消毒における熱処理の安価で効果的な手法の開発 新しい物理的防除手法の検討 |
132 | 04 野菜 | 02 防除 | ・イチゴ萎黄病菌の病原性分化の実態の解明 |
133 | 04 野菜 | 02 防除 03 育種 |
・トマト黄化葉巻病に対して高度な抵抗性を示す栽培品種 トマト黄化病に対して高度な抵抗性を示す栽培品種 抵抗性品種を活用等による、化学農薬に頼らない総合防除技術体系 |
134 | 04 野菜 | 02 防除 03 育種 |
・強度な根こぶ病抵抗性を有するアブラナ科野菜育種素材・品種の育成 菌系統の違いによる品種反応の解明 |
135 | 04 野菜 | 02 防除 04 環境対策 |
・腐敗性障害の発生実態の把握 腐敗性障害の発生助長要因の解明 耕種的、化学的防除等を組み合わせた総合的な防除技術の確立 |
136 | 04 野菜 | 02 防除 04 環境対策 |
・夏季に発生する細菌性病害の原因菌調査 軟腐病等細菌性病害に対する防除技術の確立 |
137 | 04 野菜 | 02 防除 04 環境対策 |
・気象の予測精度の向上 対象病害に影響する環境要因の解明 |
138 | 04 野菜 | 03 育種 | ・種子繁殖型F1作成のための自殖親系統の組合せ能力シミュレーション技術 DNAマーカーセット開発 |
139 | 04 野菜 | 03 育種 04 環境対策 |
・サツマイモ基腐病抵抗性(または耐病性)を有する品種の育成 高温や干ばつに強い品種の育成 |
140 | 04 野菜 06 花き |
02 防除 | ・ガスバリア性フィルムの使用により土壌くん蒸剤の使用量を削減できる条件や指標が整備されていない。 薬効の確保、周辺環境への配慮、作業者の暴露量低減、省力、低コスト化(作業時間等含む)などの観点から被覆作業の再検証あるいは技術開発(機械化等)する必要がある。 |
141 | 04 野菜 06 花き |
02 防除 | ・新技術等による各種防除薬剤の実用性評価 生物防除等化学農薬削減を可能にする防除技術の開発 総合防除体系の構築 |
142 | 04 野菜 06 花き |
02 防除 | ・薬剤抵抗性管理手法の確立 天敵、侵入防止・捕殺資材等を活用した総合的防除法の開発 |
143 | 04 野菜 06 花き |
02 防除 10 スマート農業 |
・ヘソディム対象病害の拡充 ICT技術を活用した簡易診断技術の開発 |
170 | 01 米 04 野菜 |
01 栽培 | ・汚泥肥料を作物に施用する際の現在の問題点は、汚泥肥料の肥効率が明らかになっていないことである。 そのため、汚泥肥料の肥効率を、原料となる汚泥の種類や製造方法別に明らかにする。 それによって、汚泥肥料を施用した場合の化学肥料低減量を明らかにする。 |
171 | 01 米 04 野菜 |
01 栽培 | ・指定混合肥料の開発 対象とする作物に適した堆肥の原料となる家畜ふんの畜種、混合する化学肥料を明らかにする。 作物への施肥法の開発 開発した指定混合肥料の作物への施肥効果を明らかにする。 |
172 | 01 米 04 野菜 05 果樹 |
01 栽培 | ・地域で生産される下水汚泥肥料の特性把握 (窒素やリン酸の肥効、各種肥料成分量および重金属含量) 下水汚泥肥料の品目別適正施用量の把握 長期的な連用に伴う重金属蓄積のモニタリング |
173 | 02 麦 03 豆 04 野菜 |
01 栽培 10 スマート農業 |
・圃場における作物生育情報の取得技術の開発 大規模圃場の精密管理技術の開発 自動走行車搭載用の機器開発 |
176 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・有機質肥料活用型養液栽培による養液栽培での有機質肥料の利用 各種作物に適した有機質肥料活用型養液栽培技術の開発 |
177 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・下水汚泥由来肥料窒素肥効の季節変動要因の解明 長期的な連用に伴う作型別・土壌タイプ別の重金属蓄積のモニタリング |
178 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・可給態窒素の迅速評価法 |
179 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・作物別、作期別可給態窒素量利用程度の解明 一部に可給態窒素量の簡易測定法と30℃4週間のビン培養法との間に相関が見られない要因の解明。 可給態窒素量簡易算出アプリの作成(アメダスの地温を自動利用と各自手持ちデータの入力機能をもつ) |
180 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・ECを上昇させない施肥方法の確立 井戸水由来の陰イオン許容量の把握 |
181 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・白ろう果発生要因の解明 白ろう果発生防止技術の確立 |
182 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・センシング技術による緑肥の栄養状態と土壌肥沃度の解析 生育ムラのある主作物の養分吸収と土壌化学性・物理性が及ぼす影響 生育ムラ縮小技術の検討(可変施肥など) |
183 | 04 野菜 | 01 栽培 03 育種 |
・減肥しても収量が低下しにくい低窒素適応性トマト品種の開発 廃液を排出せず施肥効率に優れた水耕栽培技術 |
184 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 05 環境制御 |
・抑制作の高品質安定生産技術の確立 (品種選定、養液管理、遮熱資材、作型) 半促成作の生産性向上技術の確立 (効率的な加温方法、効率的な炭酸ガス施用法、養液管理) |
185 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 10 スマート農業 |
・地上部生育状態のリアルタイム診断 水フラックス(潅水、蒸発散、地下排水)の定量化 Rhoadesモデルパラメーターの迅速取得およびデータベース化 |
186 | 04 野菜 | 01 栽培 05 環境制御 |
・温室環境情報や植物の生体情報に基づいた養水分管理方法の開発 排液が出ない閉鎖型システムの開発 |
187 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・ドローン等の空撮画像データの機械学習による局所的生育診断とマップ化技術の開発 可変施肥機における生育診断マップと連動した施肥量調節機能の開発 |
188 | 04 野菜 06 花き |
01 栽培 | ・農作物の生育・収量に与える影響. 連用による土壌および農作物への影響 安全使用指針の策定 |
193 | 04 野菜 | 01 栽培 | 1.有機栽培の開始初期における作物の生産性安定まで期間を短縮する土壌管理法の確立 2.有機栽培における生産性安定後の適正施肥法の確立 3.有機栽培における生産性が安定する土壌状態の診断指標の確立 |
194 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・有機栽培に適する品種(伝統野菜を含む)の探索 それら品種を組み合わせた地域別の栽培実証 有機農産物の流通・加工技術の検討 |
195 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
(ア)不耕起部分を残す省耕起栽培による作業の省力化評価 (イ)雑草草生、カバークロップ、緑肥を利用した省耕起栽培技術の確立 (ウ)土壌への炭素や窒素の供給や蓄積などの評価 (エ)土壌部生物の働きや影響についての調査 |
196 | 04 野菜 | 02 防除 | ・有機JAS適合かつ効果の高い防除資材の不足 |
202 | 04 野菜 | 03 育種 08 貯蔵加工流通 |
(ア)内部まで着色する品種育成 (イ)収穫後やフローレット分解後に白色部分の着色を促すような光照射または薬剤処理技術の確立 |
203 | 04 野菜 | 04 環境対策 05 環境制御 08 貯蔵加工流通 |
・温湿度管理技術の最適化、包装技術と併せ、エチレン制御や腐敗防止など鮮度保持技術の高度化が不可欠である。 輸送面では、AIによる最適輸送経路の設計、IoTを活用した遠隔モニタリングシステムによる品質変化の予測・制御技術の開発も重要な課題である。 |
204 | 04 野菜 | 08 貯蔵加工流通 10 スマート農業 |
・一定長、一定重になる切断個所を判別できるAI 上記位置でカットできる機械 もしくは、 大小混在するフローレットを規格別に選別するAIと機械 規格外品(長すぎるもの、重すぎるもの)を規格に調製するAIと機械 |
205 | 04 野菜 05 果樹 |
08 貯蔵加工流通 | ・リードタイム延長による棚持ち期間の短縮、廃棄品の増加 高鮮度(品質)の定義づけの再検討 エネルギー効率や脱炭素にも配慮した鮮度保持装置(施設)の開発 |
209 | 04 野菜 | 01 栽培 05 環境制御 10 スマート農業 |
・品種ごとの品質予測AIモデルの開発 AIモデルに基づいた予測ツールの開発 予測ツールを活用した栽培管理・制御技術の確立 予測ツールから作業量を導く技術の開発 生育・品質・作業・流通の予測ツールが異なるため、生産管理システムとして一元化が困難 海外消費者のイチゴに対する嗜好性の調査解明 |
220 | 04 野菜 | 01 栽培 | ・土壌生物性の分析手法の再評価(各評価方法の増収効果への寄与度による点数化と総合評価などを検討) 土壌生物性の分析手法の確立(多様性の評価手法の開発や土壌タイプ別に特化した生物指標の探索など) |
221 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
・酷暑条件下での発芽時の地表面付近の最高許容熱量と発芽前後の遮熱率変更時期の検討 酷暑条件下でのホウレンソウ植物体の生育ステージごとの最高許容熱量の検討 外気温および日射量と雨よけハウス内地表面付近地温との関係の解明を行い、外気温と日射量データから、ホウレンソウ植物体が受ける熱量を推定し、最適遮熱量を算出できる手法を確立 明らかになった最適遮熱率の遮光資材による実際の生育環境温度低下効果およびホウレンソウの生育・収量の評価 |
222 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
・気候変動(短時間強雨、高温、干ばつ)下でも安定した収量・品質が得られる栽培技術の確立 収益性が高く安定生産可能な品目、品種の選定 |
223 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
・露地野菜の気象災害(湛水、干ばつ、高温、低温)に強い栽培方法の確立。 天候不順でも安定生産が見込める品目選定、品種選定 |
224 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
・セルトレイや連結ポットでの健苗(大苗)育苗技術の開発 移植時期前進化等による夏前生育量確保技術の開発 |
225 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 |
・播種から生育初期や育苗時の暑熱対策 品目、作型ごとの高温期の適切な管理方法 簡易で低コストのかん水方法 |
226 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 05 環境制御 |
・高温乾燥ストレスのモニタリング技術(植物反応センシング)の確立。 光合成を主体とするリアルタイム生育診断技術の確立 高温期における光合成促進、環境制御技術の確立 遮光や補光の光制御技術の確立 |
227 | 04 野菜 | 01 栽培 04 環境対策 05 環境制御 10 スマート農業 |
(1)CO2施用について (ア)CO2施用とイチゴ生育との間の定量関係の解明 (イ)高CO2条件下で生育が向上しやすい品種の選抜 (ウ)CO2施用に適した栽培手法の開発 (2)高温生育抑制について (ア)生育抑制温度域とイチゴ生育との間の定量関係の解明 (イ)高温条件下で生育可能な品種の選抜 (ウ)高温条件に適した栽培手法の開発 (エ)イチゴ生育に対する抑制温度域の解明 |
228 | 04 野菜 | 01 栽培 05 環境制御 |
・土耕栽培における増収技術の確立 (仕立て方法、養液土耕における潅液法) 越冬作型の開発 (作型、仕立て方法、養液土耕における潅液法、効率的な加温方法) |
229 | 04 野菜 | 01 栽培 05 環境制御 10 スマート農業 |
・植物の成育状態を連続的に非破壊評価するためのセンサ開発(水分、N、果実肥大、果実糖度等) センサ情報に基づき環境や養水分管理に有効な指標の構築(モデル化) 有効な管理指標に基づく環境および養水分制御システムの構築と実証 |
230 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・収穫・運搬作業機の開発 |
231 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・苗の良不良判別の教師データとなる、育苗中のセルトレイ等の撮影画像データの大量収集 育苗中の撮影画像データの機械学習による優良苗判別技術の開発 |
232 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・AIによる生育調査技術の開発 |
233 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・露地葉菜類のリモートセンシング(マルチスペクトルカメラ搭載ドローンによるNDREの測定等)による栄養状態把握技術の確立 画像認識(イメージング)による、果菜類の仕立て等管理技術の開発 果菜類の生体情報(生体電位等)を活用した栄養管理技術の確立 蓄積データのAIによる解析と栽培管理へのフィードバックシステムの開発 |
234 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・環境データと生育モデルに基づき、レタスの生育量を把握して収穫時期・収穫量を予測できるシステムの構築 気象庁データや現地環境測定データ等を用いた簡易な収穫時期・収穫量予測アプリケーションの開発 |
235 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・マルチ被覆,多条植(2~4条)で使用できる結球及び非結球レタスの収穫機開発 収穫したレタスの省力的な調整・運搬技術の開発 |
236 | 04 野菜 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・マルチ被覆条件で利用できるタマネギ収穫機の開発 タマネギ機械収穫体系の経営評価 |
237 | 04 野菜 | 02 防除 10 スマート農業 |
・除草剤散布ロボットの開発 |
238 | 04 野菜 | 03 育種 | ・生理障害等量的形質の表現型試験方法の確立 F2交雑集団を用いた遺伝子マップの作出と生理障害関連遺伝子座の検出 関連遺伝子座近傍のDNAマーカー情報の取得 有用なDNAマーカーの作出 |
239 | 04 野菜 | 03 育種 04 環境対策 |
・高温条件でもよく着果・肥大し、裂果等、障害果の発生が少ないトマト品種の開発 |
240 | 04 野菜 | 03 育種 04 環境対策 |
・高温に耐性のある品種の開発 |
241 | 04 野菜 | 03 育種 10 スマート農業 |
・果実にアクセスしやすい果房形状等、ロボット収穫に適したトマト品種の開発 |
242 | 04 野菜 05 果樹 |
01 栽培 04 環境対策 |
・農業での利用が可能な生分解性資材の探索 各種生分解性資材の特性把握 生分解性資材による慣行プラスチック資材の代替栽培技術の確立 |
果樹
88 | 05 果樹 | 02 防除 09 鳥獣害 10 スマート農業 |
・生体判別、追尾、駆逐装置や適正着果量や成熟期を判別できるAIカメラを搭載した自動草刈り機の開発 |
93 | 05 果樹 | 01 栽培 04 環境対策 |
・低低温要求性品種、低低温要求性台木、植調剤および生育予測技術等を組み合わせ、気温が比較的低くても早期に開花させ、所定の時期に出荷できる技術の開発。 |
104 | 05 果樹 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・薬剤散布、肥料散布、収穫等の栽培管理作業を自動化する技術開発 機械利用を中心とした栽培管理体制の構築と経営評価 |
144 | 05 果樹 | 01 栽培 02 防除 |
・台木等の白紋羽病抵抗性の判別法 台木の育成、選抜 選抜した台木のクローン苗大量増殖法の開発 |
145 | 05 果樹 | 01 栽培 02 防除 03 育種 |
・黒星病抵抗性品種の栽培に適した減農薬防除体系の確立 黒星病抵抗性品種の省力生産体系の確立 |
146 | 05 果樹 | 02 防除 | ・カイガラムシ性フェロモンの交信攪乱剤および天敵寄生蜂を誘引するカイロモンとしての活用法の開発 |
147 | 05 果樹 | 02 防除 | ・有機リン、ネオニコ代替剤の検討 リスク換算で使用量を削減した防除体系の構築 |
148 | 05 果樹 | 02 防除 | ・有機リン剤、ネオニコチノイド剤に代替できる薬剤の検討(有機リン剤の代替薬剤がネオニコチノイド剤となる実情も課題) リスク換算で使用量を削減した防除体系の構築 |
149 | 05 果樹 | 02 防除 | ・検定法 サンプリング法 検定害虫の飼育法 |
150 | 05 果樹 | 02 防除 | ・遺伝子マーカーによる主要薬剤の薬剤感受性程度の評価手法の開発 |
151 | 05 果樹 | 02 防除 10 スマート農業 |
・発生時期の予測 発生量の予測 防除要否の判断(病害虫による) 簡易モニタリング手法 ・AI等による解析 |
152 | 05 果樹 | 02 防除 10 スマート農業 |
・位置情報、過去の病害虫発生と栽培履歴等を統合したビッグデータの蓄積 高精度な発生予察手法の開発 深層学習をベースとした、農薬登録情報とリンクするアプリ開発 |
153 | 05 果樹 | 02 防除 10 スマート農業 |
・登録農薬がほとんどなく、現地試験が困難である。 |
154 | 05 果樹 | 02 防除 10 スマート農業 |
(ア)農薬散布技術の標準化 薬剤濃度別の被覆面積率と防除効果の関係 各種散布条件と薬剤付着性の関係 (イ)濃厚散布が可能な農薬の選抜 (ウ)自動農薬散布装置と運用方法の開発 (エ)自動農薬散布装置に適した圃場デザイン |
155 | 05 果樹 | 03 育種 | ・ゲノム情報 フェノタイプ識別マーカーの開発 選抜の効率化・期間短縮 |
156 | 05 果樹 | 03 育種 | ・黒星病抵抗性品種を単植又は既存品種と混植した際の、減殺菌剤防除体系の解明 殺菌剤散布を削減した際に、黒星病以外に問題となる病害の解明 |
172 | 01 米 04 野菜 05 果樹 |
01 栽培 | ・地域で生産される下水汚泥肥料の特性把握 (窒素やリン酸の肥効、各種肥料成分量および重金属含量) 下水汚泥肥料の品目別適正施用量の把握 長期的な連用に伴う重金属蓄積のモニタリング |
189 | 05 果樹 | 01 栽培 | ・シロクローバーを活用した肥料削減技術の開発 |
197 | 05 果樹 | 01 栽培 04 環境対策 |
・有機栽培において使用可能な日焼け果対策資材の開発 現地での効果確認 |
205 | 04 野菜 05 果樹 |
08 貯蔵加工流通 | ・リードタイム延長による棚持ち期間の短縮、廃棄品の増加 高鮮度(品質)の定義づけの再検討 エネルギー効率や脱炭素にも配慮した鮮度保持装置(施設)の開発 |
242 | 04 野菜 05 果樹 |
01 栽培 04 環境対策 |
・農業での利用が可能な生分解性資材の探索 各種生分解性資材の特性把握 生分解性資材による慣行プラスチック資材の代替栽培技術の確立 |
243 | 05 果樹 | 01 栽培 | ・花蕾・花果房・果実認識技術、花粉放出技術の開発 剪定や新梢管理作業における枝認識、切断技術の開発 自動走行車搭載モジュールとしての機器開発 新規植物生長調整剤の開発 |
244 | 05 果樹 | 01 栽培 | ・未熟粒混入症、縮果症、未開花症の発生要因の解明と発生軽減技術の確立 |
245 | 05 果樹 | 01 栽培 | ・ビワの低樹高栽培に適した樹形の検討 低樹高を実現するための定植後からの管理方法 低樹高栽培に適した結果枝の育成方法 低樹高栽培に適した簡易な防寒方法 |
246 | 05 果樹 | 01 栽培 | ・‘豊水’の収穫期に重なる中晩生新品種へのJV樹形の適用による早期多収・省力化技術の開発 中晩生品種の収穫早期化を目指した植調剤処理技術の確立 ‘豊水’を他品種にすべて置き換えた場合の栽培体系・販売戦略(国内・輸出含む)を含めた経営的モデルの確立 |
247 | 05 果樹 | 01 栽培 | ・肥効調節型肥料を利用した春一発施肥体系の開発 |
248 | 05 果樹 | 01 栽培 | ・奇形葉、未熟果混入症、果梗の黒変などの生理障害及び糖度上昇遅延の発生原因の究明と対策技術の確立 |
249 | 05 果樹 | 01 栽培 03 育種 |
・りんご、ももにおける摘花剤の登録促進と適用技術 着果管理を省力化できる自家摘果性品種の開発 ぶどうにおける房づくりの省力化技術 ぶどうにおける省力的な新梢管理技術 収穫作業の機械化 一斉収穫を可能にする品質の斉一化技術 一斉収穫が可能な着色・成熟が揃った品種の開発 |
250 | 05 果樹 | 01 栽培 03 育種 |
・作業分散が可能となる花粉採取技術の開発 気候変動リスクも考慮した上で安定的に花粉採取が出来る品種の選定・育成 個々の生産者、産地単位等生産現場の規模に合わせた花粉採取にかかる省力・軽労型生産技術の開発 |
251 | 05 果樹 | 01 栽培 03 育種 |
・挿し木繁殖が可能な花粉採取専用品種の実用化 挿し木繁殖が可能なニホンナシ用台木の実用化 |
252 | 05 果樹 | 01 栽培 03 育種 04 環境対策 |
・日本なしの開花時期の早晩に関連するDNAマーカーの開発とこれを活用した効率的育種の推進 台木の休眠特性等を活用した日本なしの生育制御法の開発 |
253 | 05 果樹 | 01 栽培 04 環境対策 |
・開花期が曇雨天や低温でも結実が確保できるような受粉技術の確立 開花期を遅らせる台木の選抜 |
254 | 05 果樹 | 01 栽培 04 環境対策 |
・防霜ファンでは対応できない低温への防霜対策(火を使わずに実施できるもの)の開発 燃焼法が活用できる産地については、剪定枝や剪定枝を原料としたバイオ炭等活用による改善 |
255 | 05 果樹 | 01 栽培 04 環境対策 |
・生理障害発生要因の解明 生理障害対策技術の確立 |
256 | 05 果樹 | 01 栽培 04 環境対策 |
・予測と実態の誤差の原因究明 予測式の早期開発 |
257 | 05 果樹 | 01 栽培 04 環境対策 |
・省力的な燃焼法の開発 燃焼法によらない簡易な対策技術の開発 生育遅延技術の開発 |
258 | 05 果樹 | 01 栽培 04 環境対策 |
・りんごの日焼け軽減技術の確立 りんごの樹体凍害軽減技術の確立 ももの樹体凍害軽減台木の実用性評価 |
259 | 05 果樹 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・専用の調査用具を用いなくても、収穫判別が出来るアプリの開発(主要な品目、品種に対応出来るタイプ) |
260 | 05 果樹 | 03 育種 04 環境対策 |
・育種選抜時における、低温要求量の評価方法の確立 低温要求性の遺伝様式の解明 東日本(つくば)での有望系統の選抜 課題内で有望系統の選抜を行う場合は、共同研究・共同育成となるため、権利関係の扱いを含めて要検討。 |
花き
94 | 06 花き | 01 栽培 04 環境対策 05 環境制御 |
・暖房の代替としてのLED照射の可能性検討 |
95 | 06 花き | 01 栽培 04 環境対策 05 環境制御 |
・冬期の省エネルギー対策技術として、変温管理による燃油削減や保温資材等利用による保温効率の向上(アルストロメリア、カーネーションなど) 夏期の高温対策技術として、細霧冷房による品質向上、フルオープンハウス等の活用による低コスト高温対策(全品目) |
96 | 06 花き | 01 栽培 05 環境制御 |
・施設全体環境制御より効率的な群落内環境を制御(CO2、冷暖房)できるダクトによる局所環境技術(装置、栽培)の開発 植物群落内環境制御技術とこれまでに開発された低コスト栽培技術(EOD-heating、短時間冷房)を組合せた技術の開発 開発する技術を最適化できるICT制御の開発 |
97 | 06 花き | 03 育種 04 環境対策 |
・多様な花きでの耐低温性品種の育成 育種手法の検討 |
100 | 06 花き | 01 栽培 04 環境対策 05 環境制御 |
・冬期の生産性向上技術 夏期の高温対策技術 環境制御に応じた養液管理技術 |
140 | 04 野菜 06 花き |
02 防除 | ・ガスバリア性フィルムの使用により土壌くん蒸剤の使用量を削減できる条件や指標が整備されていない。 薬効の確保、周辺環境への配慮、作業者の暴露量低減、省力、低コスト化(作業時間等含む)などの観点から被覆作業の再検証あるいは技術開発(機械化等)する必要がある。 |
141 | 04 野菜 06 花き |
02 防除 | ・新技術等による各種防除薬剤の実用性評価 生物防除等化学農薬削減を可能にする防除技術の開発 総合防除体系の構築 |
142 | 04 野菜 06 花き |
02 防除 | ・薬剤抵抗性管理手法の確立 天敵、侵入防止・捕殺資材等を活用した総合的防除法の開発 |
143 | 04 野菜 06 花き |
02 防除 10 スマート農業 |
・ヘソディム対象病害の拡充 ICT技術を活用した簡易診断技術の開発 |
157 | 06 花き | 02 防除 | ・主要花きにおける物理的防除技術の開発。 主要花きにおける生物農薬による防除技術の開発と農薬登録。 |
158 | 06 花き | 02 防除 | ・天敵製剤の利用技術の確立 土着天敵の発生種、量の把握 花き施設における物理的防除(光、熱、防虫ネット等)の効果検証 |
159 | 06 花き | 02 防除 | ・天敵導入技術の開発 天敵、侵入防止・捕殺資材等を活用した総合的防除法の開発 天敵に影響しない防除薬剤の拡充及び抵抗性管理手法の確立 |
160 | 06 花き | 02 防除 | ・花き類におけるアザミウマ類の防除対策の確立 |
161 | 06 花き | 02 防除 04 環境対策 |
・気候変動に伴う温暖化が細菌性病害の発生に及ぼす影響の評価 バイオスティミュラントやRNA農薬等、細菌性病害の新たな防除法の開発 |
162 | 06 花き | 03 育種 04 環境対策 |
・主要花きにおける生育不良や品質低下や開花期変動が引き起こされるメカニズムの解明。 高温耐性や病虫害耐性・抵抗性を持つ育種素材の探索。 従来の交配・選抜等の手法に加え、ゲノム編集等の新技術による高温栽培下での栽培適性を持つ品種の開発 |
188 | 04 野菜 06 花き |
01 栽培 | ・農作物の生育・収量に与える影響. 連用による土壌および農作物への影響 安全使用指針の策定 |
261 | 06 花き | 01 栽培 | ・カーボンオフセットを考慮しつつピートモスと類似した物理性・化学性を有する有機資材の検証事例が少ない |
262 | 06 花き | 01 栽培 03 育種 |
・電照栽培と品種選定を中心とした総合的な高温開花遅延抑制技術の開発 高温開花遅延耐性と電照反応性を併せ持つ品種の育成 |
263 | 06 花き | 01 栽培 03 育種 04 環境対策 |
・高温耐性評価法の確立 高温耐性や、高温下の良日持ち性を有する育種素材の探索 高温耐性や高温下の日持ち性低下メカニズムの解明 高温下における挿し芽発根性向上法 |
264 | 06 花き | 01 栽培 04 環境対策 |
・脱プラスチック資材の利用法の検討 新たな培養土の特性把握および鉢物・花壇苗の生育に及ぼす影響の解明 新たな培養土での適正な肥培管理 |
265 | 06 花き | 01 栽培 04 環境対策 |
・高温回避による開花調節技術の確立 |
266 | 06 花き | 01 栽培 04 環境対策 08 貯蔵加工流通 |
・主要花き品目の発色不良回避および品質向上技術の開発 生産-仲介(花き市場)-販売の連携をより効率化させるため、花色等の品質に関する表現型をデータ化するシステムの開発 |
267 | 06 花き | 01 栽培 08 貯蔵加工流通 |
・計画生産を実現する環境制御を幹とした生育開花制御技術の開発(カーネーション、トルコギキョウ、キク) 貯蔵技術、日持ち性向上技術(全品目) 高品質で検疫に対応できる輸出向け切り花生産技術(トルコギキョウ、ラナンキュラス等) |
268 | 06 花き | 01 栽培 08 貯蔵加工流通 10 スマート農業 |
・収穫時期、品質の高精度予測技術の開発 ハードウェアを含めた収穫時期・品質制御技術の開発 産地や市場を横断したデータ共有体制の構築 |
269 | 06 花き | 01 栽培 10 スマート農業 |
・温度等の環境要因に基づく開花予測モデルの構築 上記モデルに基づいた開花調節技術の開発 |
270 | 06 花き 09 その他 |
08 貯蔵加工流通 | ・植木類の根洗い養生技術の開発 枝物の長期保管技術の開発 |
茶
102 | 07 茶 | 01 栽培 04 環境対策 |
・現状製茶機械で使用ている重油、ガスの代替エネルギーとしては、自動車産業で実用化されている電気、水素などのクリーンエネルギーが候補となるが、これらのエネルギーを利用する技術を製茶機械メーカーの企業努力だけで推進することは、経済的・技術的に非常に困難である。そこで、以下の点について、国を挙げた研究の推進を希望する。 自動車産業を始め、他の産業分野で実用化されている代替(クリーン)エネルギーのうち、製茶分野に適用・応用可能なエネルギーの選定 選定したエネルギーを前提とした、省エネかつ低環境負荷な製茶機械・技術の開発 |
198 | 07 茶 | 01 栽培 02 防除 |
・有機茶栽培において、慣行栽培並みに生葉収量を確保できる多収生産技術の確立 |
199 | 07 茶 | 01 栽培 02 防除 03 育種 |
・有機転換中の病害虫対策 有機転換中の枝条管理 年間を通した有機IPM体系 有機質資材の肥効を高める最適施肥技術の開発 有機栽培における碾茶栽培の被覆技術、加工技術の開発 |
200 | 07 茶 | 03 育種 04 環境対策 |
・病害抵抗性の検定 虫害発生の調査 越冬芽の耐凍性消長の解明 減化学農薬・化学肥料条件下における品質・収量調査 被覆適性試験 |
271 | 07 茶 | 01 栽培 04 環境対策 |
・炭素貯留量の実態調査 炭素貯留メカニズムの解明 茶園管理の違いによる一酸化二窒素発生量の評価 土壌・栽培管理履歴や生産性と土壌理化学性、微生物叢の関係の評価 |
272 | 07 茶 | 01 栽培 04 環境対策 |
J-クレジット制度の実装に向け、以下について国を挙げた研究推進を希望する。 方法論化に向けた茶園の炭素貯留機能の解明及び炭素貯留量の年間増加量の定量化技術 |
畜産
163 | 08 畜産 | 02 防除 | ・強害雑草に病原性を有するが栽培作物に影響を与えない病原性微生物の探索 |
190 | 08 畜産 | 01 栽培 07 飼養管理 10 スマート農業 |
・近年、緩効性肥料の活用により、草地の施肥作業回数と施用量を削減できることが明らかになっているが、使用できる種類や施用できる養分が限られていることや被覆資材等の問題が発生している。このため、草地用の緩効性肥料の開発が望まれる。 また、草地の簡易更新機に注目が集まっているが、傾斜地や岩などの露出地を含む公共牧場等では使用できるエリアが著しく限られる。そこで作業の安全性からも、無人や遠隔で操作できる草地更新用機器の開発が必要である。 |
191 | 08 畜産 | 07 飼養管理 10 スマート農業 |
・高温メタン発酵 アンモニアストリッピング 残渣の敷料利用技術 AIなどによる最適化 自動施肥装置 消化液の浄化技術 |
210 | 08 畜産 | 03 育種 07 飼養管理 08 貯蔵加工流通 |
・地域ブランド畜産物の品質の特徴付けと外国人消費者の嗜好調査等による訴求ポイントの解明 トレーサビリティ等の活用による外国人消費者への品質アピール技術の開発 小売・外食店において、地域ブランド畜産物の店頭品質の斉一性を担保し向上させる生産・流通管理技術の開発 |
211 | 08 畜産 | 03 育種 07 飼養管理 08 貯蔵加工流通 |
・豚肉の嗜好性を決定する責任成分の特定と簡易測定技術の開発 豚肉の嗜好成分の遺伝的改良 豚肉の嗜好成分を制御する飼養技術の開発 豚肉の嗜好成分を制御する保存流通技術の開発 |
212 | 08 畜産 | 03 育種 07 飼養管理 11 その他 |
・消費者および市場買参人が畜産物に求めている品質の成分・物性、外観、形状の解明 枝肉形質の客観的かつ精密な評価手法の開発 畜産物の品質を決定する責任物質の特定 品質成分および枝肉形質を制御できる飼養技術の開発 品質成分および枝肉形質の遺伝的改良技術の開発 加工品の品質成分および外観形質の制御技術の開発 品質成分および枝肉形質の均一性管理技術の開発 |
213 | 08 畜産 | 08 貯蔵加工流通 10 スマート農業 |
・枝肉形質の3Dデータ化手法の開発 肉色のオンサイトデータ収集手法の開発 味・匂い・食感の責任成分特定とモニタリング手法の開発 遺伝的特性および飼養環境から品質を予測する技術の開発 加工・熟成後品質の予測技術の開発 |
273 | 08 畜産 | 01 栽培 | ・食用大豆で使用可能な農薬等について、飼料用大豆への適用拡大 |
274 | 08 畜産 | 01 栽培 | ・放牧草地向け種子繁殖系シバ型牧草種の利用技術開発 |
275 | 08 畜産 | 01 栽培 03 育種 04 環境対策 |
・夏季の高温に耐性のある永年生牧草の新たな草種・品種の開発 県内に適応する品種の検討 |
276 | 08 畜産 | 01 栽培 04 環境対策 |
・牧草や飼料作物に関する主要な草種や品種の地域別栽培条件の解明 地域性に応じた草種や品種の組み合わせによる多収栽培技術の開発 |
277 | 08 畜産 | 01 栽培 10 スマート農業 |
・「QAgriSupport」などの地図ベースでの栽培工程管理システムと連動して、栽培計画の作成支援や各種作業の推奨時期を提案するようなシステムが必要 |
278 | 08 畜産 | 02 防除 | ・食用小麦等に使用可能な除草剤の飼料用ムギ類への適用拡大 |
279 | 08 畜産 | 02 防除 07 飼養管理 09 鳥獣害 |
・効果的な牧野へのシカ侵入対策の開発 |
280 | 08 畜産 | 03 育種 | ・生存率の間接指標となる形質の探索 マイクロバイオームおよびメタボローム解析を用いた生存率指標の開発 子豚の生存率を向上させる育種改良手法の開発 |
281 | 08 畜産 | 03 育種 04 環境対策 |
・マイクロバイオーム、メタボローム解析を用いた耐暑性指標の開発 耐暑性遺伝子の探索とゲノミック評価手法の検討 耐暑性に優れた家畜の育種改良手法の開発 |
282 | 08 畜産 | 03 育種 04 環境対策 |
・耐暑性に優れた家畜系統の開発 |
283 | 08 畜産 | 03 育種 04 環境対策 |
・乳牛の暑熱耐性に関するGWASによる原因遺伝子の解明 暑熱耐性遺伝子の牛群への効率的な導入方法の開発 暑熱耐性遺伝子保因牛の導入による経営改善効果の評価 |
284 | 08 畜産 | 03 育種 04 環境対策 07 飼養管理 |
・アミノ酸バランス飼料等、環境負荷低減型飼料で生産された畜産物の品質解明と改善技術開発、および新たな付加価値の探索 消費者における環境負荷低減型家畜生産の価値解明と購入意向向上技術の開発 家畜福祉向上に関する技術で生産された畜産物品質解明と新たな付加価値の探索による新規評価技術の開発 |
285 | 08 畜産 | 03 育種 07 飼養管理 |
・肉の美味しさを簡易に測定できる機器の開発 機械学習手法による肉の美味しさを評価する指標の開発 オミクス解析等による肉の美味しさマーカーの開発 美味しさを特徴とする種畜の造成 |
286 | 08 畜産 | 03 育種 07 飼養管理 10 スマート農業 |
・機械学習手法による飼料利用性を評価する指標の開発 オミクス解析等による飼料利用性マーカーの開発 飼料利用性に関する遺伝子の探索とゲノミック評価手法の検討 飼料利用性に優れた家畜の育種改良手法の開発 |
287 | 08 畜産 | 04 環境対策 07 飼養管理 |
・搾ロボでのスニファー法を構築した農場において、牛からのメタンを抑制する資材の効果、添加量、添加期間など飼養管理方法等の技術開発 |
288 | 08 畜産 | 04 環境対策 07 飼養管理 |
・メタンに関し、肉用牛生産現場は群飼養がほとんどであり、試験研究機関を除いては個体毎のメタン排出量を測定するのは困難である。このため群飼養下でのメタン排出量を測定し、個体毎の排出量との関係を検証することで、生産現場に普及可能なメタン測定技術が構築可能と考えられるが、このような取り組みはこれまでほとんど行われていない。 |
289 | 08 畜産 | 04 環境対策 07 飼養管理 |
・海藻などの地域未利用資源の給与による温室効果ガス低減技術の開発 |
290 | 08 畜産 | 04 環境対策 07 飼養管理 |
・価格高騰や入手競争の激しい大豆粕は消化性は良いが排せつ物由来の温室効果ガス(一酸化二窒素)の発生を招く懸念がある。 一方、ナタネ粕は消化性は大豆粕に劣るものの、大豆粕に比べて穏やかな消化特性があるため排せつ物由来の温室効果ガスの発生原因となるルーメンでのアンモニア発生が穏やかになることが期待されためナタネ粕(ダブルローナタネ)の給与技術の確立が必要である。 しかしながら国内ではダブルローナタネが普及している状況とはいいがたい。 |
291 | 08 畜産 | 04 環境対策 07 飼養管理 |
・これまでの施設による対策(送風、噴霧等)では限界があるため、耐暑性のある遺伝子(SLICK遺伝子)を有するウシ(SLICK牛)を導入することも考えられるが、高温多湿が特徴の日本に夏季においても対応できるのか、現在、国内で飼養されている乳牛もすでにそれなりの耐暑性を有しているとも考えられるため、SLICK牛の耐暑性を評価する必要があるが、国内にはSLICK牛と認められるウシは存在しない。 |
292 | 08 畜産 | 04 環境対策 07 飼養管理 |
・開放型畜舎での空気および臭気物質の集約方法の確立 開放型畜舎用の脱臭設備の開発と、脱臭設備に空気等を運ぶ技術の開発 暑熱対策や冬季の乾燥対策への応用 |
293 | 08 畜産 | 04 環境対策 07 飼養管理 |
・環境負荷軽減につながる耐久性の高い生分解性プラスチックを利用したラップフィルムの開発 |
294 | 08 畜産 | 04 環境対策 07 飼養管理 |
・高度臭気モニタリング手法による悪臭の見える化 臭気モニタリング結果を活用した効率的な臭気対策 竹等の安価な有機資材での簡易かつ有効な悪臭対策の検討 ふん尿処理に起因する高濃度臭気を対象とした資源循環型脱臭技術 廃水処理設備を持たない開放型豚舎・鶏舎を対象とした脱臭技術 |
295 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・高受胎性が期待される高品質受精卵の作出方法の確立 高品質受精卵が選択的に作出される培養方法の確立 |
296 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・商用電源のない放牧地で消費電力の大きいRFIDを利用するためには、新たな電力対策技術の開発が必要 RFIDアンテナおよびRFID耳標識のコスト低減手法の開発 |
297 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・稲発酵粗飼料は自給粗飼料の代表格であるが、最新の品種および収穫調製体系を活用した乳牛および肉用牛への給与技術は十分には確立していない。 |
298 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・成長の速い肥育豚に対応したアミノ酸要求量の策定等、肥育豚の能力を最大限に発揮させる飼養管理技術の開発 |
299 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・肉用牛の育種改良による大型化・晩熟化が進展したため、単に早期出荷するだけでは、黒毛和種に求められている肉質が確保しにくくなっている。また大きな枝肉重量を確保するために肥育終期に大量の飼料を給与する現場も多く、出荷月齢早期化による生体重の減少については肥育農家に抵抗感がある。この意味でも飼料効率の改善は急務である。 |
300 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・離乳ロス(離乳時の体重停滞、下痢等の発生)しない新たな哺乳プログラムの開発 明確な離乳基準の検討 哺乳期に最適なスターターの開発 育成牛の最適な育成管理基準の解明 育成期に最適な飼料メニューの検討 新たな哺乳プログラムと育成管理指標により生産した乳用後継牛の生産性評価 |
301 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・地鶏飼育に適する飼料の選定 地鶏飼育に適する敷料及び飼育密度の解明 アニマルウェルフェアに対応した新しい飼養管理法の現地実証と経済性評価 |
302 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・農水省は、アニマルウエルフェアに関する技術的指針を策定したが、普及のためには効果の検証と畜産物価格への反映が必要。 飼育環境は地域毎の要因に左右されるため、地域単位での基準設定が必要。 アニマルウェルフェアが生産性等に及ぼす効果を検証し、新たな付加価値としての認証基準を作り、畜産物価格に反映させることで、アニマルウエルフェアの普及と畜産物価格の向上が可能となる。 |
303 | 08 畜産 | 07 飼養管理 | ・客観的で、簡易で、正確な乳房炎の予後判定手法の確立 |
304 | 08 畜産 | 07 飼養管理 08 貯蔵加工流通 |
・ブタ生体におけるストレス指標の特定と非侵襲的簡易測定技術の開発 生体時ストレスと枝肉性状、食肉品質の関係解明による品質向上技術の開発 ストレス低減による品質向上をもたらす飼養技術の開発 消費者に対するAWの訴求による付加価値向上技術の開発 |
305 | 08 畜産 | 07 飼養管理 08 貯蔵加工流通 |
・脂肪交雑のみに頼らない、「複数成分・測定値の組み合わせ」等による新たな「おいしさ」評価要素の解明と評価技術の開発 ブランド畜産物の品質斉一性を保証可能な新たな品質制御・管理および飼養管理技術の開発 生産持続性や動物福祉に配慮した生産様式が畜産物品質に及ぼす影響の解明と飼養管理による品質制御技術の開発 生産持続性や動物福祉などに対する消費者ニーズの解明とそれに基づく新たな品質表示およびマーケティングによる消費者受容性向上技術の開発 生産持続性や家畜福祉を考慮した生産体系でも高付加価値を実現できる遺伝的改良技術の開発 |
306 | 08 畜産 | 07 飼養管理 10 スマート農業 |
・フリーストールで与える国産飼料を高度に利用した混合飼料と搾乳ロボット内で給与する濃厚飼料の設計と給与技術の開発 |
307 | 08 畜産 | 07 飼養管理 10 スマート農業 |
・泌乳初期に健全性を損なうことなく十分な栄養摂取を施すことは困難であり、乳量そのものを制御することは不可能である。そこで搾乳ロボットにより乳期や乳量に応じて搾乳時間間隔を制御し、泌乳ピークを抑えることによる泌乳持続性向上技術の開発が必要である。 |
308 | 08 畜産 | 07 飼養管理 10 スマート農業 |
・蹄冠スコアや飛節スコアといった指標や施設の対策方法は存在しているが、日常的に客観的な方法で蹄の状態をモニタリングする方法がない。また栄養バランスに関する情報は存在するが、必要な栄養素といった情報はない。 |
309 | 08 畜産 | 07 飼養管理 10 スマート農業 |
・AIを活用して診断するシステムの開発による、採血を要する代謝プロファイルテストに替わる、ストレスを与えない牛群診断の実用化 |
310 | 08 畜産 | 08 貯蔵加工流通 | ・海外消費者の畜産物に対するニーズ・嗜好性の調査解明 ブランド化を支える基盤技術(品質評価・制御技術)の開発 海外消費者の嗜好性に基づく畜産物のおいしさ評価・品質管理・制御指標および高付加価値化技術開発 海外ユーザーのニーズ・嗜好性に対応した日本ブランド畜産物の生産・加工技術の開発 IoTにより新たな付加価値を活用した畜産物の品質保証および販売技術の開発 機械学習を活用した海外消費者の嗜好性予測・マーケティングシステムの開発 観光業と連携した畜産物の海外消費者向け品質表示・管理・マーケティングシステム、外食向け調理メニューの開発 |
311 | 08 畜産 | 08 貯蔵加工流通 | ・各ブランドの品質の理化学的特徴付け 各ブランドの品質の官能評価による特徴付け ブランド間の特徴の違いをアピールする方法およびアピール素材の開発 観光業と連携した畜産物の品質表示および品質管理手法の開発 |
その他
164 | 09 その他 | 02 防除 | ・土壌微生物叢の多様性を指標とした病害が出にくい土づくり技術の開発 |
192 | 09 その他 | 01 栽培 | ・我が国の農耕地土壌におけるPFASの動態に関する情報は限られており、汚泥肥料等の農業資材における濃度も知られていない。 農業生産環境におけるPFASの管理方法は、効果的なものを迅速に策定する必要があり、関係者が連携して効率的に行うことが望まれる。 |
201 | 09 その他 | 08 貯蔵加工流通 | ・最新の分析技術と装置を用い、有機農産物の成分、抗酸化能等の機能性、貯蔵性、食味等を網羅的に評価し、有機農産物の特徴を科学的に評価することが必要となる。 |
270 | 06 花き 09 その他 |
08 貯蔵加工流通 | ・植木類の根洗い養生技術の開発 枝物の長期保管技術の開発 |
312 | 09 その他 | 01 栽培 | ・県内、及び国内の未利用資源の情報収集(リスト化) 未利用資源のきのこ培地資材としての利用可否の検討 |
313 | 09 その他 | 08 貯蔵加工流通 | ・農産物の収穫時期や栽培条件による機能性成分の変動の把握 地域特産物等の機能性成分に係るエビデンスデータの収集と評価(システマティックレビュー作成) |
314 | 09 その他 | 08 貯蔵加工流通 | ・農研機構の菌データベース等を用いて、地域発の特徴のある農産物発酵食品を開発し、同時に、安全性評価基準について、簡易にできる手法の開発も必要になる。 |
315 | 09 その他 | 08 貯蔵加工流通 | ・海外の規制や科学的エビデンスの要求水準が異なるため、国際的に通用する機能性評価基準の確立、それに伴う機能性の網羅的かつ高効率評価系の確立が必要となる。 これらの研究とともに、地域在来種を含めた評価結果を、国内外の流通・消費者に向けて効果的に情報提供するシステム(データベース)の整備も課題と考えられる。 |
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