水稲の主要な発育ステージを面的に把握し、予測する情報発信システム
ポイント
- 水稲の平年出穂日を用いて、出穂日とその平年差を計算する方法を作成。
- メッシュ農業気象データと統計情報から、主要な発育ステージの面的予測システムを開発。
- 1日1回自動更新し、その時点の広域的な発育ステージを確認することができる。
- 農作業の適切な時期の判断や農業気象災害の発生予測に貢献できる。
水稲の面的出穂期予測にアクセスする
左:農林水産省統計情報から描いた平年出穂日のメッシュ図、右:出穂日の状況
農研機構 東北農業研究センターのホームページの注目コンテンツ「東北農研の農業気象情報」、「水稲の面的出穂期予測」からアクセスできます。
地図表示画面の例
拡大・縮小表示、背景地図の選択が可能、背景地図は国土地理院タイルを加工して作成
会員登録により閲覧できます。トップページは主要な発育ステージとその平年差を表示し、拡大・縮小機能を持つ地図表示画面、過去日と過去年の分布図を確認する過去表示画面があります。
農林水産省のコメント
水稲の生育を広域で予測するシステムであり、指導機関等での活用が見込まれるほか、気象災害時の情報発信にも応用可能。発育ステージは1日1回の頻度で更新されているため、適期作業にも大いに貢献する可能性。東北地域以外への拡張が期待される。
【政策統括官付穀物課】
成果に関するお問い合わせ先国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 |
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お問合せ先
大臣官房政策課技術政策室
担当者:推進班
代表:03-3502-8111(内線3127)
ダイヤルイン:03-6744-0408