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農林水産省

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診断に基づく大豆栽培改善技術導入支援のためのシステム

ポイント

  • 大豆栽培を行う上でのリスク診断と、その対策を提示するWEBサイト上で動作するシステムである。
  • 本システムは「簡易診断部」、「診断・対策部」、「解説部」の3部構成となっている。
  • 「簡易診断部」は、設問・回答形式により大まかなリスク診断結果を提示する。
  • 「診断・対策部」は、フローチャート形式による項目別の診断と対策を提示する。
  • 「解説部」は、各項目に相当する技術マニュアルと関連する技術資料の一覧が閲覧できる。

簡易診断部の利用の概要

概要

左:起動画面、中:設問回答画面、右:診断結果画面

サイトに接続し、「大豆」をタップすると「簡易診断」のページが起動する。簡易診断のページでは、18項目の設問に回答した後に「診断」をタップすると、診断結果がレーダーチャートで表示される。6項目の内、リスクが高いと診断された項目はオレンジ色で表示されるので、その項目を優先的に確認する。

診断・対策部の紹介

紹介

左:湿害・排水不良の診断と対策、右:雑草害の診断と対策

6つのリスク項目の診断と対策は、フローチャート式で判断するとともに、画像による確認もできる。必要に応じて、解説部のマニュアルや関連する技術情報へのリンクが貼られている。


解説部のラインナップ

ラインナップ

解説部のラインナップ内容については、詳細情報の3を参照

6つのリスク項目に対応したこれら8つのマニュアルの他、ダイズの病害虫診断のページや警戒雑草情報パンフレットシリーズなどの関係技術情報も掲載している。尚、解説部はPC環境での閲覧を推奨している。

農林水産省のコメント

近年、大豆の単収が低下傾向にある中、本システムは、全国700筆以上のほ場において長期間にわたり実態調査を行った結果開発された。本システムは、農業者等がほ場毎に湿害や肥沃度不足等の低単収要因を簡単に把握することにより、効果の高い営農技術の導入を通じて、大豆の生産性向上につながることが期待される成果である。診断サイトをインターネット上で公開するなどにより、低単収に悩む多くの地域での普及が大いに期待される。
【政策統括官付穀物課】

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本研究成果は農林水産省委託プロジェクト研究「収益力向上のための研究開発」(課題名:多収阻害要因の診断法及び対策技術の開発)の支援を受けて得られたものである。

成果に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人   農業・食品産業技術総合研究機構
中日本農業研究センター
https://www.naro.go.jp/laboratory/carc/inquiry/[外部リンク]


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お問合せ先

大臣官房政策課技術政策室

担当者:推進班
代表:03-3502-8111(内線3127)
ダイヤルイン:03-6744-0408