日本の漁業を守る船「漁業取締船」を作ってみよう!

水産庁の「漁業取締船」は、日本のおいしいお魚を獲る漁師さんを守る船。
いったいどんな船なのか、一緒に見てみよう!
Q. 取締船のお仕事 ~漁業取締船って何するの?~

漁業取締船ってどんな船なの?
水産庁がもつ漁業の取締りを行う船のこと。
日本のまわりでは日本の漁船だけでなく、外国の漁船も漁をしているんだ。
こうした漁船に乗っている漁師さんたちは、魚がいなくならないように、実はいろんなルールを守って漁をしているんだよ。
だけど残念なことに、なかにはルールを守らない人もいるんだ。
そんな人たちを捕まえたり、ルールを破らないか見張ったりするのが漁業取締船の仕事なんだ!


海のパトカーみたいだね!漁業取締船はどのくらいの大きさなの?
一番大きい船だと、長さが86.9メートル、大きさが2,071トンもあるよ。
遠くの海まで取締りに行くから、船の中で暮らせるようにお風呂やキッチンもあるんだ!


フェリーみたい!わたしも旅行のとき、船の中に泊まったことがあるよ。
確かにそうだね。
フェリーと違うところもあるんだよ。
例えば悪い船に放水して捕まえるための、放水銃っていう大きな水鉄砲みたいなものがついているんだ。

悪い船に放水する漁業取締船

漁業取締船「東光丸(とうこうまる)」

すごいね!かっこいい!
お、気に入ったかい?そんなきみたちにはこれを紹介しよう。

Q. ペーパークラフト ~漁業取締船を作ってみよう!~

紙で作った漁業取締船「白鷗丸(はくおうまる)」

わぁ! これなに?
紙で作った漁業取締船だよ。
プリンターがあれば、おうちでも用紙を印刷して作れるんだ!
これから作り方を一緒に見ていこう!

用意するもの

<ペーパークラフト用紙>
初心者向け 白鷗丸ペーパークラフト(Ver.1.2)(PDF:665KB)
<道具>
1.ハサミ または カッターナイフ
2.木工用ボンド
3.ものさし
4.キリ(書けなくなったボールペンなど、とがったものならOK)
5.つまようじ
- ハサミ、カッターナイフは、かならずおうちの人といっしょに使いましょう。
- 普通の紙よりも、ちょっと分厚い紙のほうが作りやすいよ。
漁業取締船「白鷗丸(はくおうまる)」の作り方
STEP1.
青とピンクの線に、キリで折り目をつける。
POINT
定規を使うときれいに折り目をつけることができるよ!
STEP2.
ハサミやカッターナイフを使って、線にそってパーツを切りとる。
(カッターを使う場合は定規を使おう!)
STEP3.
のりしろにボンドをつけてパーツを組みあわせる。
POINT
細いところはつまようじをつかってボンドをつけるといいよ!
STEP4.
できあがり!

できた!難しかったけど楽しかったよ!
おへやにかざっておこうっと。
上手だね!
「白鷗丸(はくおうまる)」以外にも「白萩丸(しらはぎまる)」の用紙もあるよ。
用紙とくわしい作り方は下のリンクからとんだページにあるから、みんなもぜひ作ってみてね!

ペーパークラフト 用紙とくわしい作り方
お問合せ先
水産庁九州漁業調整事務所漁業監督課
担当者:渡邉、安野
代表:092-273-2000(内線6604)
ダイヤルイン:092-273-2005