第43回FAO総会への出席
令和5年7月3日、角田農林水産大臣政務官は第43回FAO総会に出席し、政府代表演説を行いました。
⻆田農林水産大臣政務官は、FAO第43回総会に出席し、「食料と農業の現状:4つのベターに向けた水資源管理~2030アジェンダとSDGs達成のためのより良い生産、より良い栄養、より良い環境、より良い生活~)」をテーマとした各国政府代表演説において、以下を内容とする演説を行いました。

<演説の概要>
水資源管理を考えるにあたっては、水不足だけでなく、洪水などの水害の対策も議論することが重要。第4回アジア・太平洋水サミットにおいて、岸田総理から表明した「熊本水イニシアティブ」に基づき、アジア・太平洋地域を対象に、我が国の先進技術を活用し、質の高いインフラの整備等を通じた、気候変動適応策・緩和策両面での取組を推進。
G7宮崎農業大臣会合やG7広島サミットでの成果として、以下の点を強調。
- 農業の持続可能性の向上は生産性を高める方法で行われるべきである
- 各国の食料システムの強化を図る上で、既存の国内農業資源を最大限活用することが重要である
- 持続可能な農業の達成に向けて、あらゆる形のイノベーションが活用され、すべての人がその恩恵を受けるべきである
我が国の「みどりの食料システム戦略」に沿った、家畜排せつ物を堆肥にし、乾燥ペレットとして流通するなど国内資源を活用した生産現場のイノベーションの取組を紹介。
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