国連食糧農業機関(FAO)事務局長による野村農林水産大臣表敬
4月20日(木曜日)、野村農林水産大臣は、G7宮崎農業大臣会合に出席するために訪日中の屈冬玉(チュー・ドンユィ)国連食糧農業機関(FAO)事務局長による表敬訪問を受けました。会談では、22日からのG7宮崎農業大臣会合を見据え、世界の食料安全保障や持続可能な農業に関する意見交換を行いました。会談の具体的な内容は以下のとおりです。
- 野村大臣からは、FAOが世界の食料安全保障に係る分析等に積極的に貢献している点を高く評価するとともに、今後の食料安全保障や持続可能な農業の実現に向けた貢献を期待する旨表明しました。
- 屈事務局長からは、FAOの活動に対する日本政府の貢献に対する謝意が述べられ、若者や女性、科学・イノベーション等に配慮した農業・食料システムへの変革の重要性やG7宮崎農業大臣会合への期待が伝えられました。
【参考】国連食糧農業機関(FAO)
1945年に設立された食料・農林水産分野の国連専門機関(事務局本部はローマ)。加盟は194加盟国(我が国は1951年に加盟)、2準加盟国及び欧州連合(EU)。世界経済の発展及び人類の飢餓からの解放を目的とし、農林水産分野の国際的ルールの策定、世界の食料・農林水産物に関する情報収集・伝達・分析・統計資料の作成、国際的な協議の場の提供、開発途上国に対する技術助言・技術協力等を実施。
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