G20大阪サミットの結果概要（令和元年6月）

1.日程・場所等

日程：令和元年6月28日（金曜日）、6月29日（土曜日）
場所：大阪
出席国：日本、仏、米、英、独、伊、加、EU、アルゼンチン、豪、ブラジル、中、印、インドネシア、メキシコ、韓、露、サウジアラビア、南ア、トルコ
招待国：スペイン、チリ（APEC 議長国）、エジプト（AU 議長国）、オランダ、セネガル（NEPAD 議長国）、星、タイ（ASEAN 議長国）、ベトナム
国際機関：国際連合、国際通貨基金（IMF）、世界銀行、世界貿易機関（WTO）、国際労働機関（ILO）、金融安定理事会（FSB）、経済協力開発機構（OECD）、世界保健機関（WHO）、アジア開発銀行（ADB）

2.主要議題

世界経済、貿易・投資、イノベーション、環境・エネルギー、雇用、女性のエンパワーメント、開発、保健

3.首脳宣言の主なポイント（当省関連）

農業

• 食料安全保障の達成に向け、持続可能な自然資源管理と両立する形での生産性向上及び流通の効率化が必要。
• 農業・食品分野における先端技術へのアクセス及び利用、持続可能な農業・食料バリューチェーンの発展、動植物衛生の確保の重要性等を強調。

貿易

• 自由、公正、無差別で透明性があり予測可能な安定した貿易及び投資環境の実現に努力。
• WTO改革への支持を再確認し、次回のWTO閣僚会合等に向け建設的に取り組む。

環境・海洋

• 2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を共有し、「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」を支持。
• 海洋資源の持続的利用等を確保するために、IUU漁業対策の重要性を認識。
  

その他

• G20サミットは、2020年にサウジアラビア、2021年にイタリア、2022年にインドで開催。

4.二国間会談等

• G20 大阪サミット（外務省のサイトにリンク）

添付資料

G20大阪首脳宣言（骨子、仮訳、英文）（公式サイトにリンク）