農業用ため池の概要
農業用ため池を適切に管理・保全するため、農業用ため池の現状や役割について紹介しています。 |

農業用ため池とは
農業用ため池とは、降水量が少なく、流域の大きな河川に恵まれない地域などで、農業用水を確保するために水を貯え貯水できるよう、人工的に造成された池のことです、農業用ため池は全国約15万か所存在し、特に西日本に多く分布しています。
農業用ため池の多くは江戸時代に築造され、築造にあたっては、各地域において試行錯誤を繰り返して得られた経験をもとに作られたものと推測されます。
農業用ため池の分布
農業用ため池の築造年代
・農業用ため池とは(PDF : 565KB)
・農業用ため池の歴史(PDF : 361KB)
・農業用ため池の種類と種類と構造(PDF : 718KB)
・農業用ため池一覧(令和5年3月末時点)
農業用ため池の多面的機能
農業用ため池は、農業用水の確保だけでなく、西部いつの生息・生育の場所の保全、地域の憩いの場の提供など、多面的な機能を有しています。また、降雨時には雨水を一時的にためる洪水調節や土砂流出の防止などの役割を持つほか、地域の言い伝えや祭りなどの文化・伝統の発祥となっているものもあります。
これらの機能を保全するため、農業用ため池の適正な管理が重要です。
文化・伝統

多様な生態系

水辺空間

農業用ため池の関連リンク
農業用ため池に関する他機関の情報は下記のURLを参考にしてください。
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究部門
お問合せ先
農村振興局整備部防災課
担当者:防災・減災対策室
代表:03-3502-8111(内線5661)
ダイヤルイン:03-3502-6361