このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

和歌山県有田地域

農林水産業システムの名称 「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」 

◇令和3年2月 日本農業遺産認定


地域を発展させ続け、日本のみかん栽培を牽引してきた有田みかんシステム

(写真:地域を発展させ続け、日本のみかん栽培を牽引してきた有田みかんシステム)

みかん栽培を日本で初めて生計の手段に発達させるとともに、みかん農家・苗木農家・出荷組織が連携し、産地全体で日本一の「有田みかん」産地を形成・維持してきた地域共同のシステム。

有田地域では、高い観察力を持った生産者が、数多くの優良品種を見出すことで、栽培品種のバリエーションを高めてきました。加えて、みかん農家自身が高品質な「二年生・土付き苗木」を生産しており、産地内での品種育成と苗木生産の組み合わせにより、産地の自立性を向上させています。
栽培面においては、多様な地勢・地質の組み合わせに応じた栽培・品種選定を行うことで、高い品質を誇る「有田みかん」産地を地域全体で形成してきました。
また、日本初のみかん共同出荷組織「蜜柑方」(みかんがた)を起源とする多様な出荷組織が共存することで、「有田みかん」ブランドを維持しています。
本システムにより、有田地域は持続可能な発展を続け、日本一の生産量を誇る産地となるとともに、みかん栽培の礎を築き、他産地の発展を牽引してきました。

有田地域

(写真:有田川両岸で営まれる地形・地質に応じたみかん栽培)

高い観察力による枝変わりの発見

(写真:高い観察力による枝変わりの発見)

有田地域紹介動画

世界農業遺産への申請状況 NEWアイコン

令和5年1月に、和歌山県海南市下津地域と一体となった和歌山県有田・下津地域として世界農業遺産への申請承認を受け、
令和5年10月31日にFAOへ世界農業遺産への申請書類を提出しました。
今後、FAOの世界農業遺産科学助言グループにおいて審議される予定です。

世界農業遺産への申請概要(日本語)(PDF : 3,019KB)
【分割版】その1(PDF : 1,990KB)その2(PDF : 1,027KB)

世界農業遺産への申請概要(英語)(PDF : 3,184KB)
【分割版】その1(PDF : 1,992KB)その2(PDF : 1,076KB)

地域概要・保全計画

参考

お問合せ先

農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課農村環境対策室

担当者:農業遺産班
代表:03-3502-8111(内線5621)

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader