琵琶湖疏水
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地域及び施設の概要
水土里を潤し、京野菜を育む「琵琶湖疏水」~京都府京都市~
琵琶湖疏水は、明治維新による東京遷都により沈みきった京都に活力を呼び戻すため、舟運・発電・上水道・かんがい用水などを目的に着工から5年後の明治23年に完成した水路です。
第1トンネルは長さが2,436mあり、完成を危ぶむ人が多く難工事でしたが完成後、水力発電が採用された結果、新しい工場が生まれ、路面電車が走り出し、京都は活力を取り戻しました。それから20年後に、更に豊かな水を求めて第2疏水が建設され、同時に水道と市営電車が開業されたことで、今日の京都のまちづくりの基礎ができあがりました。
施設の利用状況
現在、琵琶湖疏水(管理者:京都市上下水道局)は上水を供給するのが主たる目的となっていますが、今でも疏水から取水される洛東用水路、東山用水路、洛南用水路の3地域の農業用水が、京都市山科区・伏見区の市街地に残る農地を潤し、京野菜やお米が育まれています。
関連ホームページ
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338
FAX:03-5511-8251