英知の五角形 那須疏水蛇尾川伏越
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地域の概要
伏流河川の蛇尾川を越えて那須西原地区への飲用水及び農業用水の確保を行うため、明治18年(1885年)に築造され、昭和44年(1969年)3月に国営那須野原地区総合農地開発事業によって移設改修されるまで、農業用水及び生活用水を送りつづけました。
構造は堅固な石積み。断面は五角形で、長さが146.7間(約267m)、幅は四尺五寸(約136cm)、高さ五尺五寸(約167cm)でした。現在、那須塩原市の文化財に指定されています。
地域の保全のための取り組み
先人が残した貴重な遺産として、平成9年に塩原町(現 那須塩原市)の文化財指定がなされました。また、平成12年度から進められた田園空間博物館整備事業(那須野ヶ原西部地区)のサテライト施設としても指定され、小学生はもとより地域住民等に対する歴史的教育の場としての利用が期待されています。
交通アクセス
- JR那須塩原駅から西へ車で(県道折戸西那須野線経由)約9km(約20分)
- JR西那須野駅から北へ車で(国道4号線・県道折戸西那須野線経由)約9km(約20分)
- 東北自動車道・西那須野塩原ICより那須野が原公園周回道路経由で東へ6km(約15分)
関連ホームページ
水土里ネット那須野ヶ原(外部リンク)
那須疏水とは(栃木県ホームページ)(外部リンク)
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338