九州の石工の遺跡 那須疏水旧取入口
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地域の概要
明治18年(1885年)に最初の取入口(幅5尺3寸・高さ5尺5寸)が築造され、水門は地形条件から随道出口に設置されました。この構造上の問題と河川の状況によって、取入口は何回も改修工事が行われてきました。
明治38年(1905年)に旧河川取入樋門・第二次取水口導水路(174間・内87間7分は随道)・第二次取入口に変更されました。
その後、昭和4年(1929年)第三次取入口(幅5尺3寸・高さ5尺5寸)を当初の位置に戻し、水門を取入口に移設されました。
さらに、昭和51年(1976年)第四次取水口として国営那須野原地区総合農地開発事業で下流側に移設改修され、現在の頭首工となっています。
地域の保全のための取り組み
先人が残した貴重な遺産を守るとともに、那須疏水取水口における自然との闘いの遍歴を後世に伝えるため、一連の那須疏水旧取水施設は、平成18年7月、国の重要文化財に指定され、那須疏水を含むこの地域一帯の用水路「那須野ヶ原用水」は、平成18年2月「疏水百選」に選定されました。取水口近くの河川敷には公園が整備され、地域住民等の憩いの場ともなっています。
交通アクセス
- JR那須塩原駅から北へ車で(県道大田原高林線・矢板那須線経由)約18km(約20分)
- JR黒磯駅から北へ車で(県道黒磯田島線・矢板那須線経由)約15km(約20分)
- 東北自動車道・那須ICより県道那須高原線・矢板那須線経由で北西へ8km(約15分)
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338