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農林水産省

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四季の花で彩どられる「大塩貯水池」

大塩貯水池

地域の概要

慶長年間に幕府の士・中野七蔵が、田畑を開くなど農業開発に貢献し、用水堀を設け、田畑のかんがいをすると同時に、部分的な引水方法をもった農業水利を行っていました。その後耕作地域も拡大し、逐次今日の農業の礎を築きました。
鏑川の渇水量は南牧頭首工地点で1.3トン、下仁田頭首工地点で1.6トンであり、満足な水量を確保できず、下流部では代掻き時に水騒動が生じました。鏑川による取水利用は上水道、農業用水を含めて20余の既得水利権者がおり、水の効率的利用と近代技術による水利事業をもってする開発が、地域農民の必然的な強い要望となり、昭和27年1月に関係26町村による国営の土地改良事業を実施すべく鏑川期成同盟会が発足し、昭和31年3月末に調査を概ね完了すると共に計画を樹立するに至ったのです。

地域の保全のための取り組み

農産物の実り多き鏑川地区に農業用水源として「大塩貯水池」が誕生してから四半世紀。総貯水量184万トンのアースダムですが、その流れは常に郷土を潤し、農業の場を大いに活気づけてきました。農業用水の供給はもとより、地域の人々の生活を潤す自然とのふれあいの場を整備し、多くの人たちに利用されるよう、「人と水が調和した」空間として多面的な役割を発揮し、ゆとりに満ちた居住環境を育んでいます。

交通アクセス

  1. 上信越自動車道・富岡ICより南へ車で約4km(約7分)

お問合せ先

農村振興局整備部設計課

代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338