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農林水産省

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国内最大級の魚道を備えた蓼川堰

蓼川1  蓼川2

地域の概要

 蓼川堰は、明治3年に構築され、約140年にわたり豊岡盆地の広大な農地447haに農業用水を供給してきましたが、老朽化が著しく、洪水時には堰が損壊し円山川の破堤の恐れがありました。このため、農業用河川工作物応急対策事業で平成20年度~26年度に全面改修を行ないました。井堰は、円山川最下流の井堰であることから、多種多様な魚類が遡上しやすいよう全面を階段状に改修し、国内最大級の魚道を備えたものとなっています。

堰延長は125mで、右岸側は新川樋門、左岸側は蓼川樋門があり、それぞれ幹線用水路に繫がっています。

地域の保全のための取り組み

蓼川堰は、先人達の智慧と汗の結晶により構築されるなど、歴史教育の場として、また、全面魚道で改修したことによりこれまでほとんど見られなかったサケの遡上が数多く確認されるなど環境教育の場として期待されています

交通アクセス

  1. JR西日本山陰本線江原駅から約5分(全但バス:日和山行き、又は出石行き)
  2. 北近畿豊岡自動車道八鹿・氷ノ山ICより北へ15km(約25分)

お問合せ先

農村振興局整備部設計課

代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338