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農林水産省

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拓けゆく大地 呉崎干拓

呉崎干拓

地域の概要

戦後の緊急開拓事業の一環として、昭和27年農水省直轄事業となり、昭和44年に完成した干拓地です。周防灘は瀬戸内海特有の遠浅であり、干潮時には広大な干潟が広がり、古来より干拓適地として知られ、江戸時代に呉崎新田・真玉新田などの干拓地が開発されてきました。
呉崎干拓は広瀬川、赤坂川、真玉川によって3工区に分かれ、655haの国土を創造して500haの耕地を開いた全国でも珍しい畑地造成の砂質土壌の埋立て干拓です。
現在、干拓地では、秋冬ねぎ・すいか・ぶどう・落花生等農作物が栽培されています。

海抜0メートルの干拓地は、土壌にミネラル分が豊富で水はけもよく、連作も可能なことから白ねぎの栽培に非常に適しており、質、量ともに西日本を代表する白ねぎの産地になっています。

地域の保全のための取り組み

呉崎干拓を高潮から守るために、周囲に14.1kmの海岸堤防が設置されていますが、施設が経年変化から老朽化してきたため、海岸保全事業により整備され海岸後背地の防潮保護を行うとともに魚釣りや散策等に利用されています。

交通アクセス

  1. JR宇佐駅から約20分(タクシー)
  2. 国道10号線と国道213号線の分岐点より北へ車で約8km(約15分) 

お問合せ先

農村振興局整備部設計課

代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338