荒野を豊穣なる大地に変えた石狩川頭首工
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地域の概要
石狩川頭首工は、全長268kmの我が国屈指の大河川である石狩川の河口から約55km地点に位置する堤長155m、かんがい期最大取水量28.37m3/sの固定堰タイプの取水堰です。
本施設は、世界銀行の融資を受けた「篠津地域泥炭地開発事業」により、昭和34年度から38年度に建設され、同事業により改良された江別市、当別町、月形町、新篠津村に広がる約7000haの農地を潤してきました。
本施設は供用後、半世紀が経過し、老朽化が著しいことや新たな水需要に対応するため、国営かんがい排水事業「篠津中央二期地区」により、約300m下流に改築が行われ、平成26年4月より新頭首工による取水が行われているところです。
地域の保全のための取り組み
石狩川頭首工は、農業用用排水路としての篠津運河の流況を考慮した緻密な操作が必要なこと、及び大河川である石狩川において農業用施設としては最下流部に位置し施設が大規模なことから、昭和40年度から国の機関である北海道開発局が直轄で維持管理を行っています。
交通アクセス
- JR石狩月形駅(学園都市線)下車 タクシー10分
- 札幌市から1時間20分
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338