豊穣なる大地を走る大動脈「篠津運河」
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地域の概要
8,472haの農用地への用水及び篠津泥炭地域の排水を目的とした総延長23.1kmの用排水路で、計画洪水量は190m3/sである。本施設は昭和26年に国営かんがい排水事業として排水を目的とし着手され、その後昭和30年に石狩川流域総合開発事業の一環として世界銀行から融資を受け、同31年から篠津地域泥炭地開発事業により造成された施設です。また、本事業では運河掘削時において、ポンプ浚渫船による掘削、ポンプによる送泥客土や、泥炭地という軟弱地盤開発のために現在では一般に広く使用されている湿地用ブルドーザーも開発されました。
地域の保全のための取り組み
本施設は農業用水及び篠津泥炭地域の排水路として、施設の規模は水路幅で上幅が100m、下幅で15mの大断面であり、冬期間における運河法面の維持、運河に設置されている5 箇所の揚水機場の水位確保において石狩川頭首工との緻密な連携が必要なことから、昭和40年度から国の機関である北海道開発局が直轄で維持管理を行っています。
交通アクセス
- JR石狩月形駅(学園都市線)下車タクシー10分
- JR石狩当別駅(学園都市線)下車タクシー15分
- JR江別駅(函館本線)下車タクシー20分
- 札幌市から40分~1時間20分
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338