映画「阿弥陀堂だより」の舞台 福島新田
地域の概要
福島新田は、江戸時代(1600年代後半)に開発された新田です。この地域では石が多く産出されるため、その石を利用した美しい石垣の棚田になっています。このような石垣の棚田は、城を築くときの石垣技術が基となっており、城郭建築技術の文化的遺産とも言えます。
地域の保全のための取り組み
山間地での不利な条件や後継者不足のため、山ぎわの田んぼから荒廃が進んできていました。そこで、平成10年に地元有志14人が集まり、棚田保全会「棚田の里三部(さんべ)」を結成し、15年ぶりに棚田を復活させ、棚田を後世に引き継ぐために、水路沿いに水車小屋や水不足を補うための親水ため池を整備しました。平成14年秋に封切りされた映画「阿弥陀堂だより」では、自然豊かな飯山市が舞台となっており、千曲川が一望でき、昔からの棚田がそのまま残る福島地区に「阿弥陀堂」のセットがつくられました。「阿弥陀堂」は今も残されており、棚田を散策しながら映画の雰囲気を味わうことができます。
交通アクセス
(ア)JR飯山駅からタクシーで15分
(イ)上信越自動車道「豊田飯山インター」から30分
関連ホームページ
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3559-6338
FAX:03-5511-8251