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農林水産省

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開拓史に残る歴史遺産(一切経蔵)

一切経蔵1

地域の概要

「お経堂」と呼ばれ、村人に親しまれている一切経蔵は、文化7年(1810)、木村忠右衛門(現在の弥富町鎌島の地主)が、海が埋め立てられて飛島新田が開拓されたとき、多くの魚介類や虫が死んだのを哀れに思い、その供養をするために建てたといわれています。このお堂は、木造瓦葺きで、寄せ棟、土蔵造り、外壁は黒塗りの板囲いになっていて、堂の入口には円形の灯袋を持つ珍しい灯篭が一対あります。境内敷地の一部が高くなっているうえ、さらに角石で基礎を築き、その上にお堂があります。これは西方に筏川の堤防があり、お堂がこれより低くならないようにとの配慮からだとされています。このためお堂は伊勢湾台風のときも水没せず、村人の一時的な避難場所にもなっていました。11月上旬です。)

地域の保全のための取り組み

お堂の管理、運営は無量寺及び経堂講の人たちによってなされ、昭和57年には大がかりな修復工事が行われました。

交通アクセス

(ア)近鉄名古屋駅より急行、準急により蟹江駅下車、蟹江駅前より三重交通バス近鉄弥富駅、繰出行きにて松之郷下車後、徒歩にて西へ約5分

(イ)東名阪自動車道蟹江I.Cより西尾張中央道を南へ7km「重宝」南東にまわり、二つ目の交差点を東

 

お問合せ先

農村振興局整備部設計課

代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3559-6338
FAX:03-5511-8251