農村景観の美しい岩村町
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地域の概要
地区は岩村の城下町を取り巻く農村の北東にあり、岩村城跡のある城山や水晶山の山並みを背景に、広葉樹や針葉樹の森、瓦と白壁の農家などが水田の中に程良く配置されています。周囲には近代的な建物がほとんど無く、古い日本の農村風景を見事に残しています。(「第7回日本のむら景観コンテスト」集落部門で農林水産大臣賞受賞)
地域の保全のための取り組み
本地域は、江戸時代からの純農村地帯のため水田の区画が小規模であるなど、機械化等の農業近代化を難しくしていましたが、農業を将来に渡って継続するための条件整備として、昭和49~60年度に県営ほ場整備事業が実施された結果、現在も営農が継続されて良好な田園風景が維持されています。また景観展望所の設置や、地区に伝わる伝承行事「お立ち待ち」を現代風にアレンジした、地区内のお堂5ヵ所等を巡る「秋の月待ちお堂めぐり」を秋の収穫期に地元実行委員会が開催するなど、地域活性化の取り組みも盛んに行われています。
交通アクセス
(ア)JR東海中央線恵那駅から第3セクター明知鉄道に乗り換え。飯羽間(いいばま)駅下車(32分)
(イ)中央自動車道恵那ICより国道19及び257号線で南下。約20分
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338