堀割(クリーク)を活かした姉川城跡
地域の概要
佐賀平野の水田地帯には、クリークと呼ばれる水路が縦横に走っています。姉川城跡は、クリークを縦横に巡らせた大小様々な島によって形成される「環壕集落」のうち、良好な状態で現存する数少ないものです。城として機能していた中世以後も環濠集落として集落景観が維持されており、国の史跡となっています。
地域の保全のための取り組み
クリークは、佐賀平野の形成とともに、水源に乏しい地域で生活し農耕するために、必要な水を貯え、利水の便を図る人工水路です。昔ながらのクリークの形は姉川城跡にみられるように主に集落周辺に残っており、現在は、周辺の土地所有者によって維持管理が行われています。クリーク水路の用水は、かんがいのみならず、防火、景観の形成など地域でさまざまな役割を果たしています。
交通アクセス
(ア)佐賀駅から東へタクシーで約15分
(イ)神埼駅からタクシーで約10分
(ウ)長崎自動車道・佐賀大和インターから南東へ車で約25分・東脊振インターから西へ車で約20分
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3559-6338
FAX:03-5511-8251