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農林水産省

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清流番匠の魚を育み人が憩う小田井堰魚道

小田井堰魚道

地域の概要

一級河川番匠(ばんじょう)川に設置されている小田井堰は、元禄4年(1701年)に井堰及び水路工事に着手し、文政9年(1826年)、長さ110mにわたる石だたみの井堰が完成。以来、約200ヘクタールの水田がその恩恵に浴してきました。その後、長年月の使用に耐えつつも、漏水ヶ所が多くなり水利用に不便を極めてきたため、昭和27年、小田井堰土地改良区を設立し、水路及び井堰の改築に着手。昭和39年階段式魚道を備えた長さ170.5mの井堰が完成し、現在約23ヘクタールの水田を潤している。

地域の保全のための取り組み

九州随一の清流である番匠川水系では、多くの魚類を育まれ、特にアユは有名です。このため、地域の漁協・水土里ネット・市町村等で「番匠川魚を育む流れづくり推進連絡協議会」が組織され、河川生態系などの自然環境に配慮した魚道の整備が検討されました。その結果、県営地域用水環境整備事業番匠地区として平成12年度より7ヶ所の魚道やせせらぎ水路も併設され、隣接の河川公園とも相俟って若者や家族連れの姿が多く見られるようになりました。

交通アクセス

(ア)JR佐伯駅から西へ車で約7.5km(約15分)

 

お問合せ先

農村振興局整備部設計課

代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338